19/1/23 ソルカ・ファール情報:トランプ大統領によるヒラリー・クリントン取り崩しは2019年夏という新たな兆候に、ヨーロッパが戦争の準備
ヒラリー・クリントン逮捕の決め手となりそうな事件の概要が上手くまとまっていたので、お届けします。
クリントン陣営が作り出した「トランプはロシアと通じている!」という幻想の証拠となった文書が、実は英国の三流スパイのでっちあげだったというのは今や知られるところ。FBIの不倫カップルだの、FBI長官だの、官吏の政治的中立を根本から揺るがす大事件なのに、フェイクニュース大手はしつこくトランプさんを悪役に仕立てています。
それもその筈。だってフェイクニュースのお仲間が全面的に関わっているんですもん。この文書を疑ったら、日々嘘を書き立てている自分たちまで足を掬われそうじゃないですか。
今回記事に登場するバックページのジム・ラーキンとマイク・レイシーは学生時代にフェニックス・ニューズ・タイムズ紙を立ち上げ、ラーキンが出版者、レイシーが編集者として、長らくタッグを組んでいました。フュージョンGPSの共同設立者グレン・シンプソンは老舗ウォールストリート・ジャーナル紙の元ジャーナリストです。
ちなみにバックページは本文で「性的人身売買サイト」とありますが、正確には広告サイトです。ただ、掲載された売春対象者が未成年の場合に年齢を書き換えるなど、人身売買に積極的に加担したと非難されています。
悪いのは子どもを買う客だろうと擁護する声もありますが、最近の広告はあからさまなサブリミナルをしなくても、しっかり計算されてますからねー。何度も見かければ抵抗感が消えていって、どんどん闇に洗脳されていくかもしれませんよ。怖い世界ですもの。なので卑猥な広告サイトもしっかり削除して頂きたいです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ヒラリーの逮捕はこの夏が終わる前
本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)の驚くべき新報告書曰く、昨日ドイツのアンゲラ・メルケル首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領が今ポピュリスト・国家主義者たちによって脅かされている自分たちの左派・社会主義政権を防衛するため欧洲軍の創設を開始する条約に署名したのは、ひとたびドナルド・トランプ大統領 がヒラリー・クリントンと彼女の“ディープ・ステート”仲間の逮捕を開始すれば自国民がどのように反応するか、日に日に戦々恐々となっているせいだそうです。
――SVRの情報分析官たちは、この【逮捕】が今年夏が終わる前には開始されると見ています。
――その証拠にトランプ【率いる】司法省が、カール・フェラールの量刑手続きを何故か2019年7月まで延期しているのです。
――【フェラールとは】ヒラリー・クリントンと民主党に大口献金をしていたジェイムズ・ラーキンと対峙する【=不利な証言をする】重要証人で、【フェラールやラーキン同様】起訴されているパートナーのマイケル・レイシーと共に、現在はFBIに差し押さえられたあの悪名高きバックページという性的人身売買サイトを運営していました。
――その違法な利益はクリントンの【大統領選顧問だった】パーキンズ・クーイ法律事務所を通して資金洗浄され、そして【当該法律事務所によって】でっちあげのトランプ・ロシア文書を作成した英国スパイの会社への支払いに費やされました。
――ただしつい先だって2019年1月15日に米国連邦裁判所が【政府によって適切に】差し押さえられた旨を宣言していた、バックページ=パーキンズ・クーイのかつての秘密銀行口座で発見された290万ドルは除きますが。
金の流れを追えば正体が判明するロシア疑惑
当該報告書によると、SVRは2016年大統領選挙の間、如何にヒラリー・クリントンとオバマ政権が一緒になってドナルド・トランプを破滅させる陰謀を企んだかを、詳細に記録していました。
――ごく大まかに言うと、クリントンが何百ドル【もの金】を彼女の【雇った】パーキンズ・クーイ法律事務所に注ぎ込み、
【金を受け取った】パーキンズ・クーイはそれをワシントンD.C.のフュージョンGPSという対抗政治事務所【※対立候補について不利な情報を収集する身辺調査事務所。ようはネガキャンの大元。】に注ぎ込み、
そしてフュージョンGPSが元英国MI6のスパイクリストファー・スティールにその金を注ぎ込んで、でっちあげのトランプ=ロシア文書を作成させたというのがそのあらましでした。
――しかもロンドンの法廷でスティールが宣誓した上で行った証言によると、クリントンが選挙での敗北をトランプに対して争う術を提供するためだけの目的【で作成された】のです。
元MI6のスパイクリストファー・スティールがヒラリー・クリントンの【ために】でっちあげたトランプ・ロシア文書を書き上げると、パーキンズ・クーイの弁護士マイケル・サスマンに渡された、と当該報告書は詳述しています。
――【サスマンは】アメリカ司法省の元検事で、FBIのトップ検事ジェイムズ・ベイカーの親しい友人でした。
【――ベイカーは】現在、トランプに対する犯罪行為で刑事捜査の対象となっており、トランプを引き摺り降ろすために行なったその卑しむべき試みの中身とは:
それがヒラリー・クリントンの幹部連中が2016年に行なったことだった。こうしてドナルド・トランプとロシアが大統領選挙を乗っ取ろうとしているなどという、裏付けのない筋書きをFBIにやがては信じ込ませるに至ったのだ。
2016年7月から10月までの間、クリントンと繋がった弁護士だの使者だの擁護者だのといった連中が米国当局の面々に6回以上も申し入れをしては、FBIの防諜【部門】要員の手に疑わしい証拠を渡そうと政治的なコネを行使したのだった。
この申し入れは毎回、【当局側から呼ばれてもいないのに】押し掛けだ。そして選挙【最終日】が近付くにつれ、接触相手はFBIのより上位の役職へとなっていった。
対抗政治調査【のネガキャン】を防諜組織へと注入するための“古典的な情報の集中砲火攻撃”である。【防諜組織というものは本来、】政治的な妨害工作が行われているのを疑うべきだというのに。
クリントン選挙陣営および民主党の代理人だったパーキンズ・クーイ法律事務所のマイケル・サスマンは、トランプに対するスキャンダルをFBIの主任検事ジェイムズ・ベイカーに自ら手渡そうと近付いた。
サスマンの事務所はグレン・シンプソン【が立ち上げた】フュージョンGPSという対抗政治調査事務所に金を払って、2016年選挙期間中にトランプとモスクワが共謀していたと示唆する今や悪名高きあの文書を作成するよう、英国諜報工作員クリストファー・スティールを雇わせたのだ。
サスマンが接触する頃には、スティールの【書いた】文書はFBI内部に【到達して】いた。サスマンはそれをネット上の証拠でもって補強してみせた。共和党陣営とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の間に更なる繋がりが存在することを示すと彼が主張する内容だ。一部はサムドライブに入っていた、とベイカーは述べている。
ベイカーの詳細な説明は、如何に政治的なコネが――サスマンとベイカーは知り合いだった――反トランプ調査をFBIの指導陣の下へと【届けられるのに】利用されたかを如実に示している。
2016年7月:後に“トランプ文書”として知られるようになったものをまとめさせるために、フュージョンGPSが元英国スパイのクリストファー・スティールを雇う。
?:情報の一部はロシア人工作員から取得したとされるものを使って、スティールが文書を編纂。
2016年7月:トランプ陣営とロシアによる共謀疑惑について、FBIが捜査を開始。
スティールは、当時のFBI長官ジェイムズ・コーミーが「卑猥」で「確証が取れない」と形容し【て退け】た自身の文書をFBIへと持ち込む。その後FBIの要望に反して、スティールがメディアに文書をリーク。
2016年10月21日:FBIと司法省がトランプ陣営の【外交顧問】カーター・ペイジに対する監視令状を取得するのに、当該文書を利用。【※というか、私の記憶だと裁判所に提出した根拠はこの文書だった筈です。これがなければ、盗聴許可は出なかったレベル。】
2017年5月17日:ロバート・マラー特別検察官がトランプとロシアの共謀疑惑に対する捜査を引き継ぐ。】
確たる証拠があるのに選挙委員会が動かない理由
トランプ大統領と彼に忠実な勢力は、2017年の後半にはトランプに対するヒラリー・クリントンのこの広大な策略を解明し始めるようになり、これを受けて2017年10月には選挙活動法務センター(CLC)が、連邦選挙委員会に対してクリントン率いるクーデター計画連中の違反行為を詳述した告訴を行なった、と当該報告書は続けます。
――ですが連邦選挙委員会は奇妙にもこの15箇月間、裁定を下す様子がないのです。
当該クーデター計画【の】犯罪【性】は細部まで議論の余地がない上、何千もの書類や証人や証言や大陪審の審問によって裏付けられているというのに、トランプに忠実な【実行】部隊によって支配されている連邦選挙委員会が一体何故この単純明快な案件の裁定をしようとしないのかといいますと、米国の連邦刑事捜査の対象となってしまったのが原因だ、とSVRの情報分析官たちは前々から判断していた、と当該報告書は説明しています。
――そして2018年3月の後半になり、ジョン・ヒューバー連邦検事【正】がこれらの犯罪行為を捜査することになると発表され、【このSVRの推理は】確定的になったのでした。
――そして【ヒューバー】は捜査を開始してほんの二週間足らずで、正にその第一歩として2018年4月6日に性的人身売買サイトバックページを差し押さえて、その幹部全員を逮捕するようFBIに命じたのでした。
フェラールは寝返り、秘密口座は差し押え
当該報告書が指摘していたのですが、性的人身売買サイトバックページについて知っておくべき重要な点は、それがジェイムズ・ラーキンとそのパートナーであるマイケル・レイシーによって作り出され、所有されていたことです。
――この二人は共にアメリカのメディア帝国、ヴィレッジ・ヴォイス・メディアを創設しました。
――しかも彼らは突如として2012年にそれを売却し、【だというのに】全体の収益の7分の1をもたらすバックページのサイトは手の内に留め置いたのです。
――その後ラーキンが、ヒラリー・クリントンと民主党に巨額の献金をするようになりました。
――ですが【ラーキンと】パートナーのレイシー共々(この編集者と出版者の【名】コンビは “レイシー・ラーキン組”と呼ばれていました)、彼ら【バックページ】のCEOカール・フェラールが国側の証人と化し、不意打ちを喰らうことになります。
彼の事案を巡っては現代アメリカ史上で最も奇怪な“正義”が展開された、と当該報告書は詳述しています。
【――というのも】ヒューバー連邦検事【正】はバックページを差し押さえて、ジェイムズ・ラーキンとマイケル・レイシーの両方を保釈を認めることなく収監した後、
――3つの別々の州でカール・フェラール【を起訴して彼】にその州【法】での容疑を認めさせたのですが、これは【起訴内容】全てを合わせたとしてもたった5年の懲役刑にしかならず、【おまけに実際には】その3分の1しか服役しなくてよい【という取り決めで】、
しかも直後には100万ドルの保釈金で【フェラール】を解放してやったのです。
バックページの他の幹部に対して、不利な証言をするという司法取引もしたようです。そのせいか別個独立の法廷だというのに、どこも「5年以上の刑を科さない」ときっちり足並みを揃えてきました。】
――加えて【フェラールへの】判決の言い渡し期日は“公正な利益のために”何度も先送りされ、現在は2019年7月に予定されています。
――この一週間前の2019年1月15日まで、以上の【ヒューバーの】動きはどれ一つとして説明のつくものではありませんでした。
【――というのも】殆ど誰も気が付きませんでしたがアリゾナ裁判区の連邦地方裁判所は、様々な虚偽のフロント会社の名義でジェイムズ・ラーキンとマイケル・レイシーが所有し、以前は秘密だった複数の銀行口座から何百万ドルもを没収するというアメリカ政府の【行為が手続きに則って行われた旨の確認】文書を発したのです。
――【この文書の中で裁判所にアメリカ政府側が提出した】【差押】口座の【リストの】中で最も注目すべきはヒラリー・クリントンの法律事務所パーキンズ・クーイ【名義】で彼が持っていた秘密口座で、【パーキンズ・クーイから】MI6の元スパイクリストファー・スティールへトランプ=ロシア文書をでっちあげさせるための支払いがなされました。
やっべぇ・やっべぇ・やっべぇ
フェイクニュースのでっちあげ芸、極まれり
迫り来るヒラリー・クリントンと彼女のクーデター画策犯罪仲間の逮捕で自分たちまで万事休すとなることが分かっているからか、今や左派アメリカ大手プロパガンダ・メディア界ときたらオーウェル式の“顔犯罪”という戦略をトランプ大統領にぶつけてくる始末です。
――顔の表情というものはその人の考えていることの反映であるからして、【ジョージ・オーウェルの『1984年』社会では】もしその表情が支配政権にとって破壊分子的、ないしは批判的だと解釈された場合、法律違反となりうるのです。
――君臨する左派メディアによって、アメリカ先住民の男性を見ていた男子高校生【たちの目付き】が正しくない、と断じられたせいで、彼らが殺害予告に曝されたこの一週間で、【顔犯罪という概念が】おぞましくも全面的に展開されました。
これだから差別主義の白人青年は不遜だ、とアメリカ先住民系の国会議員にまで非難されているのですが……単に戸惑っているだけなんですよねー、見知らぬおっさんが目の前に近付いてきて。
しかも高校生がブーイングらしき声を揃って上げているのは、この横で黒人イスラエル団体から「LGBTQの権利を容認しやがって」だの「貧乏白人」だの「ホモ野郎」だのと罵倒されていたせいなのです。皆で団結して平和的に対処しようとしていたのが、「先住民でしかも退役兵(※アメリカ文化でここ重要)の年長者を罵倒している」と曲解されてしまいました。
この高校が左派の攻撃に曝されているのは、カトリック系つまり保守派だというのも一因かもしれません。あ、それと男の子が「MAGA」帽子を被っていたせいですね。「Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国にしよう)」はトランプ支持派の合言葉ですから。】
――ですがベトナム戦争で戦った英雄【つまり退役兵】の一人だと左派メディアが宣ったアメリカ先住民のこの男性の正体とは、本人曰く【ベトナム戦争で戦ったと】主張して違法に【自身のドキュメンタリー用】資金を集めたものの、実際にはこの戦争に従軍したことはなく、その軍役【記録】によれば繰り返しAWOL【=無断欠勤】をした酔っ払いだったのです。
――つい最近トランプがサラ・サンダース報道官に、もう記者会見をしようとしなくてよい、左派連中は真実を目の前に突き付けられても判別がつかないのだから、と言ったのも無理からぬことでしょう。
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。