辞任したセッションズ司法長官の後任と目されるマシュー・ウィタカの素顔 敵か味方か？
辞任したセッションズ司法長官の後任と目されるマシュー・ウィタカの素顔 敵か味方か？
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抄訳はじめ
民主党のトップがウィタカの忌避を要求、セッションズ辞任後に警鐘を鳴らす。「これは非常に繊細な対応を要する瞬間である。」
上院少数党院内総務チャック・シューマーと下院司法委員会および諜報活動委員会の役職者は、水曜日のジェフ・セッションズ司法長官の突然の辞任後に警鐘を鳴らし、司法長官代理のマシュー・ウィタカが2016年選挙へのロシアの介入に対する調査の監督業務から退くように要求した。
「これは非常に繊細な対応を要する瞬間である。」と、コネチカット州選出の民主党上院議員リチャード・ブルメンタルが声明を発した。
トランプ大統領の要請を受けてのセッションズの辞任は、彼がロシア関連の司法省のあらゆる調査から身を引いてトランプを怒らせてから二年もたたずに起こった。彼がロシア関連の調査から身を引いたのは大統領が2016年の大統領選挙期間中にはロシアの政府職員と会ったことはないと主張したことを受けてのものである。セッションズは、高級官僚の倫理を扱う司法省職員から、ロシア関連の調査から身を引くようアドバイスを受けて身を引いたのである。
大統領はウィタカについて以下のようにツイートした。ウィタカは、以前は米国の検事であって、今はセッションズのスタッフ長として奉職している。恒久的な代理としてアナウンスされた後、彼は司法長官代理となるだろう。トランプは司法副長官のロッド・ローゼンスタインを昇格させようとはしなかった。彼は、彼を弾劾しようとした何人かの共和党議員によって、彼が大統領選挙でのトランプ陣営に対する連邦政府の捜査に関わっていたとしてやり玉に上がっていた。
ウィタカは新しい職務において、司法省のトップとなり、少なくとも、現在のようにミュラー特別検察官の捜査とミュラーの部下の他の連邦政府による調査を監督することになる。監督する調査には、ニューヨークの検事がトランプと彼の前の側近の資金の流れを調査している案件も含まれる。
ウィタカは2017年に署名記事で以下のように書いている。「トランプ大統領や彼の家族の資金状況に関するいかなる調査もミュラーがロッド・ローゼンスタインに復命する必要がある。ミュラーが特別検察官として任命されたのはロッド・ローゼンスタインの権威の下であったからである。」
ウィタカは続けてこう書いている。「もし、彼がこれら資金関係について、彼の任命された職務範囲を超えて捜査を行った場合、これはこの特別検察官の捜査が単なる魔女狩りだとの深刻な疑いをもたらすだろう。」（トランプは繰り返し、ミュラーの捜査を魔女狩りだとあざけり、トランプの職務遂行を妨害する偏向した活動であることを強調していた。）
「今はローゼンスタインが、彼がミュラーを特別検察官に任命した時に定めた所掌範囲の中で捜査を行うように命ずる時である。」とウィタカは結論付けている。「もし、そうでないのならば、ミュラーの捜査は政治的な証拠あさりのようにみなされることだろう。このことはミュラーのような尊敬される人物の特性を逸脱するだけでなく、米国大統領とその家族にも損害を与えるだろう。ひいては、国家にも損害をもたらすことにもなろう。」
2017年7月には、ウィタカはCNNに対し、「私はジェフ・セッションズが休会任命で取って替わられること、そして、司法長官はミュラーを罷免するのではなく、彼に対する予算を削減して彼の調査がほとんどできないようにするというシナリオが見える。」と述べた。
（訳注：2017年7月当時、トランプがセッションズを解任するのではという噂が上がっていた。）
（訳注：休会任命とは、上院議会の休会中に大統領は、通常は上院の承認を要する政府高官の任命を行うことができるという法律に基づき、上院議会の休会中に政府高官の任命を行うことを言う。）
水曜日早くのホワイトハウスの記者会見において、トランプは彼がいつでもミュラーの捜査を終わらせるよう司法省の職員に命じることができることを強調した。
「私はすぐにだれでも辞めさせることができた。私はそうすることを止めようとは思わない。なぜなら、私のポリシーとしてそういうことは好きではないのだ。ロシア関係の捜査については気にしてはいない。なぜなら、それはでっちあげだからだ。ロシアと私との共謀などありはしないのだ。」とトランプは言った。
民主党は水曜日に結束してウィタカがロシア関連の捜査に関わらないことを要求した。ウィタカの過去の著作物や声明を引用して、彼が不適切な偏見を有しているという理由から、民主党はこのように要求したのである。（共和党は、民主党に拒否はされたが、同様の要求をしたことがある。それは、解雇されたFBI職員ピーター・ストラーゾックが政治的に偏向していると表明したものであった。この人物は、ロシアならびにヒラリー・クリントン関連の捜査に関わっている重要人物であり、これらの案件に関して職務を行う権利を剥奪されるべきであるとされたのである。）
「上院で承認されていない政策スタッフを司法長官として交代起用することは極めて異例のことであり、容認できない。特別検察官の調査を保護することは昔以上に緊急を要する課題である。私の共和党支持者の同僚は、ウィタカ氏が自ら特別検察官の捜査を監督する立場から身を引くことを要求することによって異議を唱え、政治的気骨を示すに違いない。」とブルメンタルは書いた。
彼はこう付け加えた。「私は議会と米国国民がミュラー特別検察官の仕事の成果を見ることを保証する法律を導入するつもりだ。私は両党の同僚に嘆願して、特別検察官が誰からの干渉を受けることなく彼の仕事を続けられるようにするつもりだ。彼のリソースや捜査への集中を制限するいかなる試みも受け入れられない。世界と歴史は事の経過を見守っている。」
ニューヨーク州選出の民主党議員シューマーは声明で、ウィタカがただちにセッションズの助言に従って、ロシア関連捜査における彼の役割を放棄するよう要求した。
「彼の以前のコメントにあるように、彼はミュラーの捜査に対して予算を削減し、制限をかけようとしていた。それゆえ、ウィタカ氏は司法長官代理を務めている間は監督業務から身を引くべきだ。」とセッションズは書いている。
セッションズは彼の辞任声明においてこう述べている。「司法長官として奉職したことは名誉なことであった。」そして、司法省職員には、「法による統治を回復し、維持するように。それは我々各自が守るべき責任であり輝かしい伝統なのである。」
「結局のところ、大統領がやり始めようとしていることは、司法長官代理とし振る舞い、このロシア関連捜査に責任があるロッド・ローゼンスタインにプレッシャーをかけることだと考えている。司法長官を解雇して彼を交代させるというあからさまなやり方より、ロッドにボブ・ミュラーの予算をカットさせたり、より狡猾な手続きを踏もうとしているのだろう。」と、ウィタカは7月のインタビューで述べた。
抄訳終わり
これより私見です。
セッションズ司法長官が電撃辞任しました。トランプ大統領の意向によるものだそうです。
Intelでは、これから起こるであろう米国カバールの大量逮捕の総指揮を執るとされていたセッションズ司法長官の辞任は同盟の立てていたシナリオを大きく狂わせる結果を招きかねないものです。
そこで、ここでは、セッションズ氏、トランプ氏、そして、セッションズ氏に代わって司法長官代理を務めることとなったマシュー・ウィタカ氏の行動や発言から、これらの人物像を読み解き、今後の方向性を見てみたいと思います。
まずはセッションズ氏です。
「法による統治を回復し、維持するように。それは我々各自が守るべき責任であり輝かしい伝統なのである。」
「彼の以前のコメントにあるように、彼はミュラーの捜査に対して予算を削減し、制限をかけようとしていた。それゆえ、ウィタカ氏は司法長官代理を務めている間は監督業務から身を引くべきだ。」
彼がロシア関連の調査から身を引いたのは大統領が2016年の大統領選挙期間中にはロシアの政府職員と会ったことはないと主張したことを受けてのものである。セッションズは、高級官僚の倫理を扱う司法省職員から、ロシア関連の調査から身を引くようアドバイスを受けて身を引いたのである。
セッションズ氏はトランプ大統領候補に対する支持を表明した最初の共和党上院議員であり、トランプ氏の側近中の側近でした。誰もがトランプ氏が共和党の大統領候補になるとは思ってもいない時期からトランプ氏を支持したのです。
https://edition.cnn.com/2016/02/28/politics/donald-trump-jeff-sessions-endorsement/
彼はこの三次元の世界において、正義がどのように守られるのかを知っていました。法の下での統治がその第一の鍵であることを知っており、それを遵守したのです。
カバールが全く法を尊重せずにこれらを平気で破り、姑息な隠蔽工作を施してのうのうと生きているのとは正反対の生き方をしている人です。
そして、トランプ大統領の側近である自分が、大統領の意を受けてトランプーロシア疑惑に干渉したら、それが世論からどう見られるのかという広い視点から自分の行動を決している人でもありました。
彼がトランプ氏の言いなりになって、トランプーロシア疑惑に積極的に関わっていたならば、トランプ氏は臭いものに蓋をしようとしたとして世論の反発に遭ったことでしょう。そして、世論の逆風を受け、カバノー氏の連邦最高裁判事就任も、今回の上院での共和党の勝利もなかったことでしょう。
そうすれば、同盟の夢は大きく後退を余儀なくされます。
だから、彼はトランプーロシア疑惑の捜査から身を引いたのです。
彼が銀河法典を尊重する銀河連合と協力関係にある同盟のメンバーであることは疑いようがありません。
一方、トランプ氏はどうでしょうか？
水曜日早くのホワイトハウスの記者会見において、トランプは彼がいつでもミュラーの捜査を終わらせるよう司法省の職員に命じることができることを強調した。
「私はすぐにだれでも辞めさせることができた。私はそうすることを止めようとは思わない。なぜなら、私のポリシーとしてそういうことは好きではないのだ。ロシア関係の捜査については気にしてはいない。なぜなら、それはでっちあげだからだ。ロシアと私との共謀などありはしないのだ。」とトランプは言った。
コブラは彼の記事「2018年9月26日情勢報告」において、トランプ大統領をこう評価しています。
https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12407909710.html?frm=theme
転載はじめ
トランプは部分的にイエズス会/マルタ騎士団/ゲータニ家(訳注:イタリアの黒い貴族の血統の一つ)に支配されている。
https://ahuwahzeus583992924.wordpress.com/2018/09/02/trump/
部分的には、彼は(稀に)ポジティブミリタリーの諜報員の導きを聞き入れている。ポジティブミリタリーの諜報員はQAnonや他の代替メディアを通じてトランプを持ち上げることによって戦略的に彼のエゴを宥(なだ)め透かしている。そして、ロスチャイルドが支配している主流メディアによるトランプへの批判に対抗している。このことがトランプをポジティブミリタリーの諜報員の提案に従うように仕向けている。
転載終わり
コブラの評価は正しいといえましょう。
トランプ氏の上記のホワイトハウスでの発言は全く不要のものと言わざるを得ません。でっちあげなら何も出てこないのですから、ミュラーに好きなように捜査させればよいのです。このような発言をすれば、トランプ大統領は何か不都合な事実を隠蔽しようとしていると疑いをかけられるだけです。評判と支持率を落とすだけです。
トランプ大統領は自分のエゴを満足してくれるなら同盟にもカバールにも喜んでなびくような人物なのです。
さて、気になるのはセッションズの後任となるマシュー・ウィタカ司法長官代理です。
彼の司法長官代理就任により、明らかにカバール側のロッド・ローゼンスタイン司法副長官がセッションズ氏なき後の司法省No.1になるという最悪の事態は避けられました。
「トランプ大統領や彼の家族の資金状況に関するいかなる調査もミュラーがロッド・ローゼンスタインに復命する必要がある。」
「もし、彼がこれら資金関係について、彼の任命された職務範囲を超えて捜査を行った場合、これはこの特別検察官の捜査が単なる魔女狩りだとの深刻な疑いをもたらすだろう。」
「今はローゼンスタインが、彼がミュラーを特別検察官に任命した時に定めた所掌範囲の中で捜査を行うように命ずる時である。」
「私はジェフ・セッションズが休会任命で取って替わられること、そして、司法長官はミュラーを罷免するのではなく、彼に対する予算を削減して彼の調査がほとんどできないようにするというシナリオが見える。」
ウィタカ氏はローゼンスタイン氏とミュラー氏の所掌範囲をしっかり把握した上で、それぞれが所掌範囲を逸脱しないようにしっかりと釘をさしており、セッションズ氏と同様、決まり事をしっかりと守ることを第一に考える人物だということが分かります。
ミュラーを予算削減という兵糧攻めにして活動を抑えるというのもよいアイデアだと思います。
ミュラーは、ロシアートランプ疑惑の捜査のために予算を配布されています。彼が何らかの成果を上げられないなら、予算をどんどん削減されても文句は言えません。また、予算要求の時には、何をどうするからいくら必要なのかを具体的に示さなければなりません。ウィタカがうまく立ち回ればミュラーの手の内を事前に知ることができます。
セッションズ氏も何年かウィタカ氏を自分のスタッフとして働かせた上で、彼の司法長官代理としてトランプ氏に推薦したでしょうから、恐らく、セッションズの後任として、同盟のために働いてくれることでしょう。
頼もしいのは、堅物セッションズ氏よりずっとトランプ氏をおだてるのが上手そうなところです。
「もし、彼がこれら資金関係について、彼の任命された職務範囲を超えて捜査を行った場合、これはこの特別検察官の捜査が単なる魔女狩りだとの深刻な疑いをもたらすだろう。」
さりげなく、トランプさん大好きの「witch hunt／魔女狩り」という言葉を挿入してくるところが才能を感じます。
ウィタカさんにはわがままトランプさんに追い出されないように、同盟のために励んでもらいたいところです。
ただ、気になるのが彼の宗教的バックボーンを調べようとしたら、全く情報が取れなかったことです。
コブラはトランプさんがイエズス会と関係が深いことを示していますが、ちょっと気になるところでカヴァノーさんもイエズス会と関係が深いんですね。
もちろん、イエズス会に関係が深いからといって全員闇の勢力というわけではないのですがね。
で、結構米国のイエズス会関係者にウィタカ／Whitaker姓が多いので、彼の家族とかいろいろ調べてみましたが出てこないんです。普通出てくるんですがね。
ただ、彼はかなり熱心かつ偏狭なキリスト教徒であることは確かです。
こういう発言をしています。
He was effectively saying that if elected, he would see no place for a judge of Jewish, Hindu, Muslim, Buddhist, agnostic or other faith, or of no faith.
彼はもし、選ばれたなら、自分はユダヤ教徒やヒンドゥー教徒やイスラム教徒や仏教徒や不可知論者やその他の信仰の持ち主あるいは無信仰者を裁く能力を持ち合わせていないと言っている。
Trump’s replacement for Jeff Sessions to lead the justice department said judges needed a ‘biblical view of justice’
トランプが司法省のリーダーとしてジェフ・セッションズの代わりに据えた人物は、裁きは”聖書的見地の正義”によってなされるべきだと述べた。
ちょっと気になります。闇側のイエズス会の回し者でないことを祈るばかりです。
こうなるともう一人の堅物マティス国防長官の去就が気になるところです。
彼も結構トランプさんに攻撃されています。
https://www.sankei.com/world/news/181015/wor1810150010-n1.html
彼が辞任を余儀なくされて、後任にキメラ転生体の将軍が任命されでもしたらそれこそ目も当てられません。
彼には何とか持ちこたえて欲しいものです。
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