希野正幸のインフォブログ

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2019/04/30(火)今日の動き二題

元記事1はこちら

https://www.thegatewaypundit.com/2019/04/trump-admin-preparing-to-push-for-arms-control-agreements-with-russia-and-china/

 

 

 こちらはトランプ大統領が政府関係部署にロシアおよび中国と兵器制限協定を結ぶための交渉の準備をするよう命じたというものです。

 

 世界三大強国が兵器削減に向けて交渉するのは大変良いことだと思います。

 

 私は過去のブログ記事でロシアが既に配備しているS500対空防御システムと中国が開発中の量子レーダーシステムの話をしました。

 

 ロシアと中国が既に所有あるいは開発中のシステムは最強の楯であって最強の矛ではありません。

 

 最強の防御能力を誇りますが、敵を攻撃することはできないのです。

 

 S500は敵国が発射した大陸間弾道ミサイルを含む全てのミサイルの発射位置と弾道を即座に解析し、自国領土の到達するはるか前に破壊する能力があります。また、米国の誇るステルス戦闘機やステルスミサイルの位置を完全に把握できます。

 

 一方、中国の量子レーダーも従来の音波式レーダーでは捉えられなかったステルス戦闘機やステルスミサイルを完璧に把握できる代物です。

 

 既に、米国、イスラエルなど攻撃的なカバール国がロシアや中国そしてこれらの同盟国を攻撃しようとも全く攻撃できない時代になってきたのです。

 

 これからはロシアや中国主導で、このような専守防衛のための最新鋭兵器が次々と開発され、カバールのもくろむ戦争を起こしたくても起こせなくなる時代がもう、すぐそこに来ているのです。

 

 あとは、指向性兵器や電子機器破壊兵器などを無力化する兵器が開発されれば、戦争を起こしたくとも起こせなくなる時代が完全に現実のものとなるでしょう。

 

 

元記事2はこちら

https://dailycaller.com/2019/04/28/barr-nadler-judiciary-hearing/

 

 こちらは司法長官ウィリアム・バーと下院司法委員長ジェラルド・ナドラーの攻防を記した記事です。

 

 ナドラーが今週木曜日に予定されている下院司法委員会でのバーの証言において、メディア記者にも質問を認めるつもりだとの発言を受け、それなら委員会には欠席するとバーが応じ、それに対してネドラーはバーの委員会への強制招集をちらつかせているという内容の記事です。

 

 バーはミュラーレポートの公開に関して、三権分立を守り、法に基づいて、裁判官の許可がなければ公開できない大陪審案件以外の機密情報に関しても、法的に許される議会メンバーに公開を約束しています。

https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12455340447.html

 

 Gang of Eightは法的に政府の機密情報を見る権利を保有しているので、バーはこれらのメンバーに対しては、大陪審案件以外の機密情報も開示したミュラーレポートを公表する旨発表しています。

 

 両院司法委員会委員長は、Gang of Eightではありませんが、司法省を監視する立場にあるので、これらに対しても公表すると言っているのです。

 

 裁判官が公表を認めていない大陪審案件だけは公表できないと言っているのは、彼がそれを公開してしまうと、行政府の人間が司法権を侵害することになり、憲法違反になるからです。

 

 この三権分立の原則をまるで分っていないのがナドラーなのです。

 

 彼は裁判官に何の相談もせず、司法権のない行政府の人間に過ぎないバーに司法権の管轄にある大陪審案件を公開するようバーに迫っています。

 

 ナドラーが大陪審案件の公表を望むなら裁判所にそのことを要求すべきであって、バーに要求するのはお門違いです。

 

 このあたりの発言は、司法府、立法府、行政府の人間が発すると、三権分立の侵害ととられかねないので、部外者の識者が発言すべきものですが、米国メディアでそういう発言があったことを寡聞にして聞きません。

 

 米国メディアの良心はどこにあるのでしょうか?