ミュラーの悪のシナリオ崩壊か? 水面下でミュラーを追い詰める司法長官バー
3月15日に、特別検察官ミュラーの側近アンドリュー・ワイズマンの退任およびミュラーにとって非常に都合の悪いブルース・オー、リサ・ペイジ、ピーター・ストラーゾックの昨年の議会での証言議事録が共和党の下院司法委員会トップ、ダグ・コリンズによって次々と暴露されたことをご紹介しました。
https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12447019273.html
また、司法長官ウィリアム・バーがミュラーの捜査手法に疑問を抱いてミュラーを詰問し、返す刀でミュラーの上司である司法副長官ロッド・ローゼンスタインを詰問している様子を記録したQの投稿も翻訳してお示ししました。
https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12441052009.html
Qが暴露した通信内容からすると、バーは法に基づき、首尾一貫して、論理的に公平にミュラーとローゼンスタインの恣意的な捜査方針を批判しています。
バーは大統領選においてロシアと不適切な関係があれば、トランプだろうとヒラリーだろうと情け容赦しないでしょう。
お役人の世界では、何らかの報告書を仕上げる時、必ず最終責任を負う上司が草稿に目を通します。そして、必要とあれば修正を要求し、最終責任を負う上司のOKが出て初めて報告書が世に出ることになります。
したがって、バーは法の下の平等をクリアし、公正で、理論的に整合性の取れた報告書をミュラーが書き上げない限り、その公表を許すことはないでしょう。
バーの目がある限り、都合の悪いことを隠し、トランプを陥れるような理論的根拠薄弱で政治的に偏ったカバール好みのミュラー報告書が世に出てくることはあり得ません。
ミュラーチームのもう一人の重要な法律家がミュラーの元を去ることになりました。
このことはミュラーのロシア関連捜査はすでに終了し、ミュラーが報告書のとりまとめに入っていることを意味します。捜査が終了すれば捜査に関わる人員は必要なくなるのです。
ローゼンスタインがバーとの話し合いの結果、退任を数週間ほど延期することが司法省から報告されました。
どうも、バーがローゼンスタインの退任にしばしの待ったをかけたようです。
バーはミュラーともどもその上司であるローゼンスタインも自分の元に留め置いて、ミュラー報告書の草稿を読んで疑問に思ったことをローゼンスタインにも詰問し、ミュラーとローゼンスタインによって加えられた報告書への偏向や不備や欺瞞を一掃しようとしていると見て間違いないでしょう。
ローゼンスタインもミュラーも彼らによって報告書に加えられた恣意的な作為、不作為をバーによって暴かれているのだと思います。
そして、ミュラーチームは報告書草稿の大幅な修正をバーに求められているはずです。
ミュラーチームは法廷に提出を求められていた書類の提出が期限に間に合わないと泣きを入れてきました。
ミュラーはバーによって相当追い詰められ、バーの要求に応えるために忙殺されている模様です。
そして、バーによってローゼンスタインとバーの書いたシナリオが崩壊させられたことを示唆する極めて重要な出来事がありました。
オバマ前大統領の元上級顧問にしてヒラリー・クリントンの弁護士を務めるグレッグ・クレイグがロシアの後ろ盾を受けていた元ウクライナ大統領ヴィクトル・ヤンコヴィッチのために無登録で対外ロビー活動を行った嫌疑で、ミュラーのロシア関連捜査の一環で起訴される模様だと報じられました。
ロシア絡みの不正なロビー活動で起訴される予定のケント・デリカットいや違ったグレッグ・クレイグ
いよいよミュラーもバーの圧力に屈して法の下の平等に基づいた不偏不党の報告書を仕上げるべく、オバマ-ヒラリーラインのロシア共謀関係も告発しなければならない立場に追い込まれたようです。