希野正幸のインフォブログ

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想像より遙かに闇は深い フリン裁判で見えてきたアルコンの影

想像より遙かに闇は深い フリン裁判で見えてきたアルコンの影

 

 

元記事はこちら

https://www.foxnews.com/opinion/jonathan-turley-judge-surprises-flynn-at-sentencing-hearing-heres-what-to-expect-next

 

前略

 

 フリンはワシントンの米国地方裁判所のエメット・サリバン裁判官の前に、ロシアの駐米大使セルゲイ・キズリャクと話し合っていた件で嘘をついていたことで刑を言い渡されるために現れたが、この件に関しては有罪を言い渡されなかった。

 

 その代わり、フリンはサリバン裁判官に、彼がトルコのために無登録で海外エージェント活動をしていた件で国家反逆罪に問われる可能性があるとの驚きの判決を受けた。サリバンはフリンが有期刑を受けるだろうと警告した。

 

 フリンは捜査に当たっている特別検察官ロバート・ミュラーとの司法取引が完了するまで判決を延期するという裁判官の提案を受け入れることとなった。

 

 ミュラーはフリンに対し、無罪を勝ち取るために、トランプの選対本部がトランプの選挙を助けるためにロシアと共謀していたかどうかを調べる捜査に関して、ミュラーのチームと協力するよう提案していた。

 

 フリンは質問に答えるためにミュラーのチームと19回合っている。しかし、彼が捜査官に対して何を話しているかは公(おおやけ)になっていない。

 

中略

 

 サリバンは量刑審理をフリンがFBIから法律顧問の同席なしで尋問を受けた件への懸念の表明によって開始した。しかし、裁判は間もなく、思わぬ方向に向かった。

 

 サリバンは裁判の山場で、「あなたは米国大統領の国家安全保障担当大統領補佐官として奉職している一方で、ある海外の国の無登録のエージェントでした。全てはこのことに水面下で繋がっています。間違いなく、あなたは我が国を外国に売ったのです。」

 

 サリバンは検察官ブラッド・グラックに尋ねた。「仮説上、彼は国家反逆罪で告発され得るということですね?」

 

中略 

 

 フリンはキズリャク大使と話していた件で嘘をついていたから告発されたのではなく、彼がキズリャクと、ロシアに対する米国の制裁および国連において実施されることになっていたイスラエルに関する投票に対するロシアの立ち位置に関して議論したことを知らせなかったことで告発されたのである。

 

 フリンとキズリャクは言われているような2016年大統領選挙におけるトランプ選対事務所とロシアの共謀について話し合っていたわけでは全くなかったのである。

 

中略

 

 裁判官は検察官によって憎悪因子として用いられていないにも関わらず、この裁判官は、自分がフリンを有罪だとみなしている憎悪因子として彼がトルコのためにロビー活動をしていたことを挙げたのである。

 

中略

 

 サリバンは今回の量刑審理から三ヶ月以内の判決を考えているようである。

 

後略

 

抄訳終わり

 

 

 

これより私見です。

 

 フリンがキズリャクと話し合っていた件は以下の二つの件です。

 

 一つ目が昨年12月に行われた、米国がエルサレムイスラエルの首都だと認定したことが無効だとする国連決議に関してのことです。

https://www.asahi.com/articles/ASKDQ0QTRKDPUHBI03J.html

 

 

 この無効決議案に反対したのは9カ国でその中にイスラエルと米国が入っています。

 

 そして、この無効決議案を特に強く支持したのが、イエメンとトルコです。ロシアもこの決議案を支持しました。

 

 イエメンは現在内戦中で、この内戦にはサウジアラビアとこれを支持する米国が深く関わっています。

https://www.bbc.com/japanese/46562547

 

 コブラによれば、トランプは部分的にイエズス会マルタ騎士団、イタリアの黒い貴族の一つ、ゲータニ家/ガエタニ家に支配されていると述べています。

https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12407909710.html?frm=theme

 

https://ahuwahzeus583992924.wordpress.com/2018/09/02/trump/

 

 これが本当なら、トランプが米国大使館のエルサレムへの移転を強行し、エルサレムイスラエルの首都だと認定して、中東に第三次世界大戦の危機をもたらそうとしているのは何ら不思議ではありません。

 

 エルサレムユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地であり、この三つのパワーバランスを崩すような行為は非常に危険なのです。

https://www.tv-asahi.co.jp/ss/02/issue/top.html

 

 

 

 二番目は米国の対ロシア経済制裁に関することでした。

https://www.mag2.com/p/news/371817

 

 ロシアはクリミア併合から何度も米国から経済制裁を受け、経済が疲弊しました。その結果、財政が逼迫し、年金制度改革を行わざるを得ない状況に追い込まれ、これを実施した結果、プーチン大統領の支持率が急落したのです。

 

 そして、このプーチンの支持率急落を尻目にロシア国内で急速に支持を集めている人物が、アレクセイ・ナワルニイです。以下の記事ではナヴァリニーと表記されています。

https://www.mag2.com/p/news/371817/2

 

 このアレクセイ・ナワルニイがロシアのフリーメイソンロッジのグランドマスター、アレクセイ・ボグダノフの支援を受けているのです。

https://meduza.io/en/feature/2018/02/22/how-one-of-navalny-s-former-staffers-teamed-up-with-a-notorious-strategist-to-steal-his-political-party

 

https://gnosticwarrior.com/russian-masonic-spin-doctor.html 

 

 トランプ大統領イエズス会の指示を受けてプレアデスの後ろ盾を受けているプーチン大統領の追い落としを裏で画策しているとしたら背後に潜む闇は考えている以上に深いと言えましょう。