コミ―前FBI長官とリンチ前司法長官の司法委員会での証言日が決定！

下院司法委員会のプレスリリース本文はこちら

https://judiciary.house.gov/press-release/goodlatte-issues-subpoenas-to-mr-comey-and-ms-lynch/

翻訳はじめ

2018年11月23日付けプレスリリース
グッドラッテはコミ―氏およびリンチ女史への拘引状を発出

ワシントンD.C.　－　下院司法委員会委員長ボブ・グッドラッテ（共和党ヴァーニジア州）は今週早くに前FBI長官ジェームズ・コミ―ならびに前米国司法長官ロレッタ・リンチに対し、コミー氏においては2018年12月3日午前10時、リンチ女史においては2018年12月4日午前10時に宣誓証言を行うべく下院司法委員会および監視委員会に出頭するよう拘引状を発出した。この宣誓証言は2016年に司法省でなされた意志決定に関する司法委員会ならびに監視委員会の合同調査の一環として行われるものである。本委員会は再三にわたりコミ―氏ならびにリンチ女史に対し個別にある意志決定における彼らの役割について事情聴取を申し入れたが、彼らは任意聴取に未だに応じていない。

　昨年、下院司法委員会ならびに下院監視および政府改革委員会は2016年における司法省による意志決定に関して合同調査を告知した。現在まで、本委員会は多くの重要証人に事情聴取を行い、数千もの文書を再調査してきた。

　コミ―氏に送付された拘引状は以下のとおりである。

https://judiciary.house.gov/wp-content/uploads/2018/11/Comey-Subpoena.pdf

　リンチ女史に送付された拘引状は以下のとおりである。

https://judiciary.house.gov/wp-content/uploads/2018/11/Lynch-Subpoena.pdf

コミ―氏拘引状の訳

拘引状
アメリカ合衆国下院議員議会の権限による
前FBI長官ジェームズ・コミ―へ
あなたはここに、以下に示す場所、日時に、米国下院議会司法委員会の前に出頭するよう命じられている。
委員会あるいは下部委員会に対して発言するよう付託された質問事項に関して宣誓証言を行うため。
証言場所：2138レイバーン下院事務所会館
月日：2018年12月3日　時間：午前10時
我が手を証人として2018年11月21日、ワシントンD.C.の米国下院議会の封緘をなす。
ボブ・グッドラッテの自筆署名

リンチ女史の拘引状の訳

拘引状
アメリカ合衆国下院議員議会の権限による
前司法長官ロレッタ・リンチへ
あなたはここに、以下に示す場所、日時に、米国下院議会司法委員会の前に出頭するよう命じられている。
委員会あるいは下部委員会に対して発言するよう付託された質問事項に関して宣誓証言を行うため。
証言場所：2138レイバーン下院事務所会館
月日：2018年12月4日　時間：午前10時
我が手を証人として2018年11月20日、ワシントンD.C.の米国下院議会の封緘をなす。
ボブ・グッドラッテの自筆署名

翻訳終わり

これより私見です。

　前FBI長官ジェームズ・コミ―と前司法長官ロレッタ・リンチに対して下院司法委員会ならびに下院監視および政府改革委員会の合同聴聞会の席で宣誓証言を行うよう両名に対して拘引状を正式に発出したことが、下院司法委員会のホームページ上でプレスリリースとして明らかにされました。

　宣誓証言ですから、嘘の証言をすると偽証罪に問われます。

　2016年の司法省内部での意志決定について聞かれる模様です。

　「記憶にございません。」を連発すれば偽証罪には問われませんが、これを崩すには、どれだけ司法委員会ならびに監視および政府改革委員会が事前に証拠調べをして、動かぬ証拠を相手方につきつけられるかにかかっています。

　日本の野党みたいにろくに証拠をそろえられずに、「記憶にございません。」で逃げ切られるようなことにならないよう祈るばかりです。

　コミ―は不敵なことを言っていましたが、彼は委員会のメンバーが質問したことにしか答えられません。ですから、委員会メンバーが上手に質問すれば、彼の爆弾発言は封じることが可能です。

　はたして、共和党メンバーがどれだけ民主党メンバーの誘導質問を抑え込めるのかがコミーやリンチに余計なことをしゃべらせない鍵になります。

　さて、大量逮捕に向けて、同盟はこの聴聞会で突破口を開けるのでしょうか？

　12月5日に下院監視および政府改革委員会で予定されている、クリントン財団絡みのヒューバー検察官ならびに謎の内部告発者二名の証言ですが、委員会より全く情報が流れてきていません。カレンダーにも今のところ予定は入っていません。

　こちらは極秘行動が要求されますので、直前にならないと情報が出てこない可能性大です。