ヒューバーがクリントン疑惑に対し証言予定 ザ・ヒルが投じた爆弾報道に五大ネットワークの反応は？
ヒューバーがクリントン疑惑に対し証言予定 ザ・ヒルが投じた爆弾報道に五大ネットワークの反応は？
私のブログでご紹介したとおり、1994年からワイントンD.C.で発刊されている政治専門紙ザ・ヒルのWEB版で、共和党下院議員のマーク・メドウズが12月5日に、クリントン財団の不適切行為について極秘捜査を行っていたユタ州のジョン・ヒューバー検察官を証人として呼び、聴聞する予定だとザ・ヒルの番組で述べたとスクープ記事を発しました。
https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12420599837.html
それで、一日たった現在、米国五大ネットワークがこの記事をどう扱ったかを調べてみました。
まずはトランプ政権に最も親和的なFOXですが、ザ・ヒルのニュースを引用して同じ趣旨で報道していました。
題名だけ訳しときますね。以下のとおりです。
House GOP plans to hold hearing on DOJ's Clinton Foundation probe
下院共和党は司法省のクリントン財団に関する捜査について聴聞を行う予定
次はCNNです。こちらはニューヨークタイムズが最初に報じた、トランプ大統領は春に、司法省にヒラリー・クリントンと前FBI長官ジェームズ・コミーを起訴するよう命じようとしたが、彼の法律顧問にそういうことをすると告発されるから止めるように言われてそうはしなかったという記事を引用して報道していましたが、ザ・ヒルの記事には触れずじまいでした。
しかし、ヒューバー検察官がヒラリー・クリントンとロシア原子力省との不適切な関係などについて捜査しているということには触れています。
その部分だけ訳しておきます。
元記事はこちら
https://edition.cnn.com/2018/11/20/politics/donald-trump-don-mcgahn-clinton-comey/index.html
In March, then-Attorney General Sessions revealed that Utah's top federal prosecutor, John Huber, was looking into allegations that the FBI abused its powers in surveilling a former Trump campaign adviser, and claims that more should have been done to investigate Clinton's ties to a Russian nuclear energy agency, which have not been proven.
And in January, CNN reported that the US attorney and FBI in Arkansas were investigating allegations of corruption related to the Clinton Foundation.
三月に、ユタ州の連邦検察官のトップ、ジョン・ヒューバーが、前のトランプの選挙顧問の捜査においてFBIが違法な権力行使をしているという訴えならびにクリントンとロシア原子力省との関係を捜査しているが、まだ証拠は上がっていないとセッションズ司法長官が明らかにした。
そして、一月には、CNNが米国の検察官とアーカンサスのFBIがクリントン財団の汚職に関する訴えを捜査していると報じた。
残りのCBS、ABCおよびMSNBCはザ・ヒルで報道された内容を全く報道していません。
https://www.cbsnews.com/politics/
https://www.nbcnews.com/politics
このように、カバールMSM／メインストリーム・メディアはマーク・メドウズら共和党下院議員によるヒューバー検察官の証人喚問の動きを無視して報道しないようにしています。
で、こういう場合は、かつてのカヴァノー連邦最高裁判事やウィティカ司法長官代理のときのようにすぐさまカバールによる反撃があるはずなのですが、今回に限って表に出てきていません。
どうも、カバール側も打つ手がないようですね。
あるいは自分が起訴されることが分かっているカバールの連中が自己保身の裁判対策で忙しくて同盟への対抗策を講じているヒマがないのかもしれません。
では、下院で実際にヒューバー検察官とあと二人の謎の内部通報者の聴聞が行われるかどうか可能性を見てみましょう。
まずは、今日時点での下院のOversight and Government Reform Committee／監視および政府改革委員会のスケジュールを以下に示します。
https://oversight.house.gov/calendar/
今のところ、聴聞会のスケジュールは入っていません。
ですが、下院の現有勢力は共和党235名に対して民主党が193名で共和党が下院を支配しています。
この監視および政府改革委員会の勢力図ですが、共和党22名民主党17名、共和党の委員長1名、民主党の副委員長1名という構成です。つまり、共和党がこの委員会を支配しています。
https://oversight.house.gov/subcommittee/full-committee/
この監視および政府改革委員会には六つの部会がありまして、マーク・メドウズさんが部会長を務めているGovernment Operations Subcommittee／政府活動部会は共和党6名、民主党6名、部会長はメドウズさんで共和党という構成です。つまり、共和党と民主党で意見が割れても部会長裁定で共和党側の言い分が通ることになります。
https://oversight.house.gov/subcommittee/government-operations/
ですから、どんなに民主党が抵抗しても、メドウズさんが12月5日に聴聞会を行うと決断した以上、必ずこの日程で聴聞会が行われ、ヒューバー検察官ならびに隠し球の二名の内部通報者へのヒアリングが行われることは間違いありません。
ヒューバーさんは長きにわたってカバールの秘密起訴状のファイリングを担当されていることはカバールも当然知っていましたが、未だにエリミネートできていないですから、同盟側のエージェントがしっかりと護衛していることは間違いありません。
彼に関するスキャンダルも全く出てきていませんから、彼はカヴァノーさん以上に脇の堅い人物なのでしょう。
謎の二名などは恐らく、誰だか分からずにカバール側は戦々恐々としていることでしょう。
ですから、まず間違いなく12月5日にクリントン財団の悪事が証言されることでしょう。
ニューヨークタイムズもザ・ヒルもヒラリーとロシア原子力省との不適切な関係についてさらりと触れていますので、クリントン財産のウラニウムワン疑惑への関与がはっきりと証拠とともに明らかにされることと思います。
ウラニウムワン疑惑というのは、以下のような疑惑です。
https://www.trumpnewsjapan.info/2018/02/09/fbi-informant-on-uranium-one-breaks-silence/
今日はこんなところで失礼します。
