希野正幸のインフォブログ

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同盟が上手にトランプさんをコントロールしているようです

同盟が上手にトランプさんをコントロールしているようです

 

 

 まずは、トランプさんのツイッターからです。

https://twitter.com/realdonaldtrump

 

Starting the long overdue pullout from Syria while hitting the little remaining ISIS territorial caliphate hard, and from many directions. Will attack again from existing nearby base if it reforms. Will devastate Turkey economically if they hit Kurds. Create 20 mile safe zone....

 

 多少は残っているイスラム国の領土をあらゆる方向から激しく叩きつつ、長きにわたって延期されていたシリアからの撤退を始めるにあたり、もし、イスラム国が再編されているならば、近隣の基地からこれを再び攻撃するまでだ。もし、トルコがクルド人たちを攻撃するならば、トルコを経済的に途方に暮れさせるまでだ。20マイルの非武装中立地帯を作ろうではないか。

 

....Likewise, do not want the Kurds to provoke Turkey. Russia, Iran and Syria have been the biggest beneficiaries of the long term U.S. policy of destroying ISIS in Syria - natural enemies. We also benefit but it is now time to bring our troops back home. Stop the ENDLESS WARS!

 

 同様に、クルド人たちにもトルコを怒らせて欲しくない。ロシア、イランとシリアは、シリアで本来の敵であるイスラム国を破壊するという米国の長期政策の最大の受益者だ。我々もまた利益を得ている。だが、今は我が軍を故郷へ帰らせる時だ。終わりなき戦争を終わらせようではないか!

 

 こちらはポンペオ国務大臣がカイロで、イランを挑発する演説を行ったが、イランメディアには完全無視されたというお話です。

https://www.al-monitor.com/pulse/originals/2019/01/iran-pompeo-speech-cairo-reactions-tehran-media-coverage.html

 

 こちらは、まだ、マティス国務長官が国防長官だったころ、ボルトン国家安全保障担当大統領補佐官からイラン国内を爆撃するという案をもちかけられ、そのようなことをすれば中東の対立を激化することになると、強い懸念を示していたという記事です。

https://www.axios.com/james-mattis-john-bolton-iran-strike-option-request-c5ce805d-91fc-4b1b-9571-55384d553851.html

  

これより私見です。

 

 今日のトランプさんのシリア問題に関するツイートは大変すばらしいものでした。

 

 シリアは複雑でして、複数の対立軸があります。

 

 その中で重要なものが、

  クルド人とトルコの対立

  サウジアラビアイスラエルのディープステート連合とイスラム教帝国イランとの対立

です。

 

 そして、このような危険な火薬庫のような中東に何とか平和をもたらそうと外交努力を重ねているのがロシアのプーチン大統領です。

 

 そういった中、カバールのボルトンとポンペオがアルコンイエズス会の意向を受け、中東にユダヤVS反ユダヤ主義VSイスラム教徒という図式の第三次世界大戦を起そうとこそこそと動き回っていたのです。

 

 まあ、ボルトンはトルコ入りしようとして、トルコに門前払いを食らっていましたし、ポンペオは先日、イランを挑発しましたが、イランに全く無視されています。

 

 中東でも同盟の手が中東各国に回っていてカバールが相手にされなくなっているようです。

 

 ディープステートにも同盟の手が回りつつあるようです。

 

 イスラエルのネタニヤフは首相の座を脅かされていますし、サウジの殺人王子はカショギ氏殺害の隠蔽工作が上手くいかず、世界中から批判を受けて身動きが取れなくなっています。

 

 そういった中、トランプ大統領ツイッターは中東に対立が起きないようにする配慮に溢れているものでした。

 

 トルコとクルドには、事を荒立てないように公平にクギを刺しています。

 

 米国カバールたちがこぞって批判していたロシア、シリア、イランには全く批判せず、暗に一緒にイスラム国をやっつけようではないかと提案しているように思えます。

 

 そして、本当の敵はイスラム国であると明確に述べています。

 

 また、イスラム国を野放にしてシリアから撤退するのではないと表明しています。

 

 カバールの影響力は確実に弱まっています。

 

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