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カヴァノー候補の承認投票の実施日を巡る同盟-カバール間の駆け引きが続く

カヴァノー候補の承認投票の実施日を巡る同盟-カバール間の駆け引きが続く
 
 

原文はこちら

http://www.foxnews.com/politics/2018/09/22/ford-accepts-request-to-testify-about-alleged-kavanaugh-assault-lawyers-request-thursday-hearing.html

 

抄訳はじめ

フォード、カヴァノーの強姦に関する証言要請を受諾 弁護士は木曜日のヒアリングを要求

 クリスティーン・ブレイシー・フォードは、彼女が連邦最高裁判事候補ブレット・カヴァノーによって強姦されたとの告発に対する上院司法委員会の証言要請を受け入れると土壌日に語った。しかし、ヒアリングの開催時期や条件については依然として未決定である。

 委員会への書簡の中で、フォードの弁護士は、彼女は証言要請を受け入れ、彼女自身が直接知っているブレット・カヴァノーの不適切な性的接触について来週事実を明らかにする語った。この表明は、共和党が委員会において、彼女が証言に応じるか否かを明らかにするよう求めた土曜日午後2時30分の起源を設定した後になってなされた。委員長のアイオワ州選出の共和党議員チャック・グラスリーは、もしフォードが起源までに回答しなかった場合は投票が実施されることになると語っていた。

 しかし、フォードが証言するためにどのような条件で合意に至ったかは明らかではなかった。フォードの弁護団共和党の委員会メンバーとの間で何らかの案件について議論が行われた模様である。書簡の中で、フォードの弁護士は、「あなた方はいろいろな面で提案をしてきた。それらは、彼女の訴えについて公正で偏りのない調査を行うという委員会の約束と根本的に矛盾している。」と語っていた。しかし、合意に達した模様である。

 FOXニュースは、フォードの弁護人の一人であるデブラ・カッツより、ヒアリングを木曜日にセッティングするよう求めたと聞いている。水曜日にヒアリングを行うという委員会における共和党の要求が当初は拒否されたことになる。

 グラスリーはこの書簡に対してすぐには応答しなかった。しかし、ホワイトハウスの高官は、FOXニュースに対し、彼女が何ら決められた約束事項もなく証言するという条件で引き続き交渉を続けるという要求があったようだと述べた。

 「水曜日に出席することに同意しないということは投票を月曜日に延期させようという巧妙な戦術である。」と、その高官は述べた。

抄訳終わり 

これより私見です。

 共和党がフォードさんの回答期日を区切って承認投票をできるだけ早い時期実施しようとすれば、フォード側が木曜日ならヒアリングを受けると応じて、何とか来週中の承認投票の実施を阻止しようとするぎりぎりの攻防が続いています。

 カバール側も全面敗北を意味する大量逮捕への道を開く同盟派のカヴァノー氏の連邦最高裁判事への就任とローゼンスタインやミュラーといった膨大な数に上るカバールに対する起訴状の封印を守っているカバール最後の砦の解任を何としても避けたい訳で、同盟とカバールとの間でぎりぎりの交渉が続いている模様です。

 具体的な動きは日曜明けの月曜日からになるでしょう。