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トランプ大統領、いろいろあってロシア疑惑文書の開示要求をトーンダウン

トランプ大統領、いろいろあってロシア疑惑文書の開示要求をトーンダウン
 
 

原文はこちら

https://www.axios.com/trump-russia-investigation-declassifying-documents-f0e6b2f9-ecfd-489f-93f4-337a1e184295.html

 

翻訳はじめ

トランプ、ロシア関連文書の機密解除要求を後退させる

 トランプ大統領は金曜日のツイッターで、彼の大統領選挙期間中のロシア関連捜査および米国政府の捜査活動に関連した文書を再評価するよう司法省監察官に求めた。
 これはトランプが、司法省に対し、一切の改竄(かいざん)と隠蔽(いんぺい)なくこれらの文書類を開示するよう求めた以前のトランプの要求から後退したものである。彼がこの機密解除を求めたのは、これらの文書を開示することによってミュラー(訳注:ロバート・ミュラー特別検察官。一連のトランプ-ロシア疑惑について捜査を行っている。)がトランプ-ロシア疑惑について捜査を開始したのは違法であったことを明らかにして彼の評判を落とすことができると考えてのことであった。
 しかし、トランプは金曜日、自分に近い重要人物がそれらを開示することを止めるように求めたと述べた。彼らが保持している扱いの難しい情報を知らされたからのようだ。トランプは、監察官は偏見を促進するような部分に関してこれらの文書を再評価するだろうと述べ、また、彼は必要であればいつでも情報開示できると述べた。

翻訳終わり
 

これより私見です。

 一連のトランプ-ロシア疑惑ですが、カバールがいろいろとトランプを貶(おとし)めるために疑惑を捏造(ねつぞう)したのは間違いないところで、これを暴露してこれに関与したカバールを一網打尽にしたいところです。

 しかし、元KGBプーチンが率いるロシアですから、2016年大統領選挙に対して何も諜報活動をしなかったなどありえません。

 米国の諜報部隊も当然、その動きを察知して解析していたはずです。

 で、司法省とFBIが保有している一連のロシア疑惑捜査関連文書を洗いざらい全部開示してしまうとですね、このロシア諜報部の動きなんかも表に出てしまうんでしょうね。

 そうすると米国内に決して少なくはないロシアアレルギーの方々が騒ぎ立てることにもなりますし、ロシアとの国際問題にも発展しかねないのです。

 そういうわけで、血気盛んなトランプさんをその辺の情勢に明るい側近かトランプの相談相手が「もう少し冷静に事を運んだらどうですか?」と諫(いさ)めたんでしょうね。

 で、ここでInspector Genrral of DOJ/司法省監察官のマイケル・ホロウィッツさんが登場してきました。
 
 トランプさん、動きの遅いいまいち仕事のできないセッションズ司法長官に見切りとつけてこの方に世論やロシアに配慮したカバールの悪事暴露作業を任せたようです。

 トランプさん、ツイッターでもホロウィッツに任せた理由をさらりと語っていてスピードが大事だとつぶやいていました。

 Intelではセッションズさんがカバールの裁きを行うことになっていましたし、Qも先日activate Sessions/セッションズ活性化とかつぶやいていたので、トランプさんに見切りをつけられたセッションズさんは今後どうなるのでしょうか?

 今後、ホロウィッツさんが扱いの難しい問題をどうさばいていくか?

 セッションズさんはただの仕事のできない好々爺(こうこうや)なのか?

 それとも、中村主水のように昼行燈(ひるあんどん)を装ってはいるが実は必殺仕事人なのか?

 今後に注目です。

 って、中村主水というキーワードは今どきの若い方々には通じるんだろうか?

 なかむらしゅすいではないですよ!なかむらもんどですからね!

 どんな人か分からなかったら、ネットで調べてね!