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二枚舌米国ディープステート、イランを批判する一方で密かにサウジの核開発を支援

二枚舌米国ディープステート、イランを批判する一方で密かにサウジの核開発を支援

 

米国とサウジアラビアの核取引に深く関わっていた闇の政商マイケル・フリン

 

元記事はこちら

https://www.al-monitor.com/pulse/originals/2019/02/intel-white-house-sidestep-congress-saudi-nuclear-deal.html#ixzz5gDrrgWc0

 

抄訳はじめ

 

機密情報:大統領府が議会を迂回してサウジアラビアと核取引をしている疑惑が浮上

 

 下院監視委員会はドナルド・トランプ政権の内部通報者と話し合いを持ち、火曜日に、大統領府が議会に対して、サウジアラビアとの民間レベルでの核合意に至ったことに関して言い逃れをしていたことについて公表した。

 

 「表に出てきた内部通報者は、サウジアラビアに対して核技術を移転する計画に関連した潜在的な手続き上ならびに法律上の侵害行為について強い懸念を表明した。」と、報告書は述べている。「彼らは、連邦の犯罪法規に抵触する可能性についてのこの問題に関する大統領府最高顧問の間での対立について警告していた。

 

 この報告書は、トランプが、サウジアラビア政府が自国内でウラニウムを濃縮してプルトニウムを回収することを許すようなサウジアラビアとの核取引を進める意図があるのではないかという新たな疑問を提起した。これは、サウジアラビア核兵器開発プログラムを進める前兆である可能性がある。

 

 民主党はこの報告書を、大統領が米国の核技術をサウジアラビアとヨルダンに輸出することを原子力開発関係者と会って議論したきっかり一週間後に公表した。この会合はIP3インターナショナル(訳注:米国の核開発企業)によって開催された。このコンサルタント企業が疑念の渦中にある提案を最初に持ちかけた。元国家安全保障担当大統領補佐官マイケル・フリンは、2016年にIP3インターナショナルで働いており、米国国家安全保障会議高官が懸念を表明したのにも関わらず、この時にこの提案を推し進めたのである。フリンが辞任した後、国家安全保障会議中東局長デレク・ハーヴェイは、積極的にこのプランを推進した。(ハーヴェイは現在、共和党カリフォルニア州選出の下院議員デヴィン・ヌーンのために働いている。ヌーンは下院諜報委員会の共和党トップである。)

 

 この問題に関する対立をよそに、ハーヴェイのこの提案を推し進めるという主張は、議会がいかなる核合意も阻止できるということを全く考慮に入れてはいない。1954年の米国原子力エネルギー法の第123節は、いかなる民間レベルの核取引においても、議会はその合意を否決する権能を有するということを支持している。

 

 「ハーヴェイ氏はこれらの警告を無視して、サウジアラビアに核技術を移転する決定は既になされたと主張している。」と、この報告書は述べている。

 

 両党の議員たちは、サウジアラビア核兵器の使用を可能にする技術を提供することに長きにわたって反対してきた。最近の、ジャマル・カショギ氏殺害後の反サウジアラビアの流れは、サウジアラビア政府を信頼することに対するより一層の躊躇をもたらした。

 

中略

 

 この報告書はこう述べている。フリンの後任である国家安全保障担当大統領補佐官H.R.マクマスターが、最終的にIP3インターナショナルの提案を退け、ハーヴェイを解任した。しかし、トランプは昨年、マクマスターを解任した。そして、後任としてジョン・ボルトンを据えた。彼はイランに対するタカ派として知られている。サウジアラビアの皇太子モハメッド・ビン・サルマンは、ボルトンのイランが核兵器を持つならば、サウジアラビア政府も核兵器保有を追求するだろうという発言を支持している。

 

 米国大統領府は、アルモニター(訳注:この記事の配信元)に対して昨年、フリンの提案は机上に上がることはなかった。再びこの提案が検討されたかどうかという新たな質問に対しては回答しない。と述べた。

 

抄訳終わり 

 

これより私見です。

 

 このあたりはトランプ大統領の苦しい胸の内が分かる記事ですね。

 

 米国はダントツで世界第一位の債務国です。対外的な借金が一番多い国なのです。

https://ameblo.jp/ziita1130/entry-11386754616.html

 

 毎回毎回借金のいくらかをどこかに返さないと国が破綻してしまうわけです。そうなると、国民が非常に苦しい生活を強いられることになるのです。

 

 北海道の夕張市は実際に破綻しましたが、こんな風になってしまうのです。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52287?page=4

 

 これはMake America Great Again!を掲げるトランプ大統領には絶対容認できないわけです。

 

 ですから、世界のヤミ金に借金の肩代わりをヤミでやってもらっているわけですね。背に腹は替えられません。やりたくなくても、米国民のために泣く泣くやらなければならないのです。これは代々の米国大統領がやっていることであり、トランプ大統領に始まったことではありません。

 

 世界のヤミ金といえば大手カバールヤミ金二大巨頭のユダヤ金融と石油成金サウジ王室です。ですから、ディープステートの上位ランクにイスラエルサウジアラビアが名を連ねているのですね。

 

 こういうカラクリがあるから、トランプ大統領は世界各国の批判をよそに米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転を強行しなければならなかったし、証拠がすっかり上がっていて完全黒のサウジ殺人王子のカショギ氏殺害の件も追求できなかったのです。 

 

 トランプ大統領も彼が指名した新司法長官ウィリアム・バーはミュラー特別検察官の捜査報告書を完全に公表するかどうか明言を避けています。

 

 ミュラーはフリンを捜査していました。

https://oneboxnews.com/articles/muller-charges-flynn-2017-11

 

 フリンの審理において裁判官は、フリンとロシアとの繋がりではなく、彼の外国エージェントとしての活動を深刻だと見なしていました。

https://www.foxnews.com/opinion/jonathan-turley-judge-surprises-flynn-at-sentencing-hearing-heres-what-to-expect-next

 

関係部分を訳します。

 

Sullivan said: “You were an unregistered agent of a foreign country while serving as the national security adviser to the president of the United States. That undermines everything this flag over here stands for. Arguably, you sold your country out.”

 

Sullivan also asked prosecutor Brad Van Grack: "Hypothetically could he have been charged with treason?"

 

 サリバン判事は述べた。「あなたは国家安全保障担当の大統領補佐官として奉職している一方で、未登録で外国のエージェントとして活動していました。このことはこの訴訟案件で全てを毀損するものです。間違いなくあなたは国を売ったのです。」

 

 サリバンはまた、ブラッド・ヴァン・グラック検察官に対し質問した。「仮説として、彼は国家反逆罪で告発されたということですね?」

 

 このやり取りから、ミュラーはフリンをロシア疑惑以外のもっと奥深い犯罪で告発したことが窺えます。

 

 そして、Qが暴露したバーとミュラーとのやり取りの中でバーはこのようにミュラーに釘を刺しています。

https://ameblo.jp/former-spiritual-light/entry-12441052009.html

 

バーからミュラー

 命令は明らかだった。大統領とロシアとの海外における共謀の可能性を評価し調査して報告することだった。実際に大規模な国内/国外における大統領(当選前/就任後)および彼の選挙前/選挙後のチームに対する捜査キャンペーンを立ち上げた正当性は何か?

 

 それゆえ、全ての告発は本来の命令に何ら関係のないものである。もし、評価に値する証拠や捜査中の証拠が存在しないのであれば、なぜ、あなたは未だに活動を継続して罪を追求するのか?

 

 このやり取りから、トランプ大統領とバーが、ミュラーロシア疑惑以外の何かを探っていることを察知し、その発覚を恐れているようにも取れます。

  

 政治とは、決して一筋縄ではいかない、全てが白というわけにはいかない、非常に複雑な駆け引きなのです。

 

 結局、こういう政治の闇を一掃するには、次の二点が絶対に必要なのです。

 

①カバールユダヤ金融の金融支配体制を崩壊させる金融リセット

②特定の産油国のみが潤う化石燃料依存のエネルギー体制を終わらせる、誰もがどこに住んでいようが公平に利用できるフリーエネルギー技術のディスクロージャー 

 

 光の勢力が推し進めているこれらのプランが世界中の人々を救うとともに、トランプ大統領を意に添わない苦渋の政策から救い出すことにもなるのです。