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深い闇 ヒラリー・クリントンは自分自身の私的メール問題の捜査に関する機密情報にアクセスしていた

深い闇 ヒラリー・クリントンは自分自身の私的メール問題の捜査に関する機密情報にアクセスしていた
 

元記事はこちら

https://www.foxnews.com/politics/hillary-clintons-security-clearance-removed-at-her-request-judiciary-committee-reveals

 

翻訳はじめ

ヒラリー・クリントンの機密事項取扱許可は彼女の求めにより取り下げられたと司法委員会が公表

 ヒラリー・クリントンはこの夏過ぎに彼女自らの請求により彼女の機密事項取扱許可を取り下げた。上院司法委員会は国務省からの確認を受け取り、金曜日にこのことを公表した。

 この知らせは、国務省による、クリントンの私的eメールサーバーの使用に関する機密情報の不適切な取扱いについて進行中である再検討の最新情報の一部としてもたらされたものであると、委員会の最新公表情報では述べられている。

 前の国務長官によって研究員とされた、彼女に近いシェリー・ミルズを含む他の人物もまた、彼らの機密事項取扱許可を失ったと、新たな報告は述べた。

 司法委員会は9月21日付けの国務省から上院司法委員会委員長チャック・グラスリーに宛てられた手紙を公表した。この手紙では、調査の進行状況および8月30日に行政上の理由から取り下げられたクリントンの機密事項取扱許可の状況の詳細が記載されていた。ミルズおよび他の4人の人物の氏名はこの手紙からは削除されていた。手紙では、これらの人物の機密事項取扱許可は9月20日に取り下げられたと述べられていた。

 「我々が委員会に以前に情報提供したように、これらの人物はクリントン国務長官の任命によって研究員とされており、大統領令第13526号セクション4.4(a)(2)に基づいてクリントン国務長官の要請によって機密情報へのアクセスを承認されている。」と、この手紙では述べられていた。

 国務省は彼らの再検討に関して言及した手紙において、数万の文書が入手されており、再検討の結果これらは機密文書であると評価されたと言葉を選びながら述べた。

 機密事項を含むと判断されたいかなる文書も、外交保安局(訳注:国務省の下部機関で、国務省が業務を遂行するにあたり直面する諸々の安全上の脅威を防止・排除することをその任とする。)に送付され調査されており、あらゆる重要な安全保障上の事案は何人かの人物のための機密事項ファイルに加えられていたと、この手紙と司法委員会の新たな報告は述べた。

翻訳終わり 

これより私見です。

 この記事から読み取ることができる真相はかなり複雑で深いので、読み解くために必要な情報をまず整理しておきます。

オバマ前大統領の在任期間 2009年1月20日~2017年1月20日
トランプ現大統領の就任時期 2017年1月20日
オバマ政権の副大統領
ジョー・バイデン 2009年1月20日~2017年1月20日
オバマ政権の国務長官
ヒラリー・クリントン 2009年1月21日~2013年2月1日
ジョン・ケリー 2013年2月1日~2017年1月20日
オバマ政権の司法長官
エリック・ホルダー 2009年2月3日~2015年4月27日
ロレッタ・リンチ 2015年4月27日~2017年1月20日
オバマ政権のFBI長官
ロバート・ミュラー 2001年9月4日~2013年9月4日
 言わずと知れた、ロッド・ローゼンスタイン現司法副長官がトランプ-ロシア疑惑を捜査するために任命した現特別検察官です。
ジェームズ・コミ― 2013年9月4日~2017年5月9日
 ジェームズ・コミ―は短期間ながらトランプ政権下でもFBI長官を務めています。
トランプ政権の副大統領
マイク・ペンス
トランプ政権の国務長官
レックス・ティラーソン 2017年2月1日~2018年3月31日
マイク・ポンペオ 2018年3月31日~
 

 次に、オバマ大統領が公布した大統領令第13526号の関係部分を訳しておきます。
 翻訳に用いた同大統領令の英文テキストは以下のものです。
2009年12月29日公布大統領令第13526号セクション4.4
調査研究者および特定の元政府関係者によるアクセス
(a) この大統領令のセクション4.1(a)(3)における条件に基づく機密情報へのアクセスは、情報を知る必要のある人物のみに対して承認されてよいものであり、以下の人物に対してはこのアクセスが棄却される場合がある。(1)調査研究に従事する者、(2)大統領あるいは副大統領によって任命あるいは指名された、前もって上位の政策立案者の立場にあった者、(3)大統領あるいは副大統領として奉職した者。
 
2009年12月29日公布大統領令第13526号セクション4.1
アクセスの一般的制限
(a) 以下に限って機密情報へのアクセスが許可される。
(1) 省庁の長あるいは省庁の長によって指名された者によって、アクセスすることが適格であると判断されており、知り得た機密情報に関しての非公開契約に署名し、機密情報を知る必要がある者。
 
 まず、大前提として、全ての国家機密にアクセスする権限のある人物は現職の大統領と副大統領だけです。

 他の閣僚は自分が管轄する省庁の機密情報のみにアクセス可能なわけです。

 しかし、オバマが公布した大統領令第13526号のセクション4.1の(a)(1)項では、ある省庁の長あるいはその長が指名した者はその省庁の機密情報にアクセスする権利を他の誰かに与えることができるとされています。

 で、上の記事は、ヒラリーがトランプ政権になっても自身の私的メールに関する捜査の機密情報を国務長官時代に請求して認められたFBIの機密情報へのアクセス権を行使して得ていたということを報じているのです。

 このヒラリーの私的メールに関連した捜査は現在、セッションズ司法長官の命を受けた、ジョン・ヒューバーユタ州選出連邦検事が行っています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-30/P6DP3K6JTSE901

 

 QやIntelでカバールの大量逮捕のための膨大な封印された起訴状をまとめておられる方として名前が出てくる方です。

 ですから、この記事が意味するところはヒューバー検事が行っているヒラリーの私的メール問題の捜査情報がヒラリーに筒抜けだったということなのです。

 このような事態をもたらした張本人はだれか?

 この記事によると、ヒラリーが国務長官時代にFBIの機密情報にアクセスできるよう、大統領令第13526号セクション4.4(a)(2)に基づいて請求行為を行ったとされています。

 セクション4.4(a)(2)では、ヒラリー国務長官が他省庁の機密情報へのアクセスする権利を認めています。一方で、請求があった時、この請求を棄却する権限も請求を受けた省庁の長あるいはその指名を受けた者に付与されています。

 FBIは司法省の下部機関ですから、ヒラリー国務長官がFBIの機密情報にアクセスできるように取り計らったのはこの時の司法長官エリック・ホルダーだということになります。

 で、以後、どの歴代司法長官もセクション4.4(a)に基づいてヒラリーの請求を棄却するという手続きを踏んでこなかったことが上記記事から明らかです。

 ロレッタ・リンチもジェフ・セッションズもこれをやらなかったのです。

 もし、セッションズが大統領令第13526号に関する采配を行う権限者にローゼンスタインを指名しているのであれば、ローゼンスタインがこれをやらなかったということです。

 セッションズさんの場合、ロシア疑惑の捜査をローゼンスタイン副長官に丸投げしてしまったり、ローゼンスタインのトランプ大統領排除画策疑惑が表沙汰になってローゼンスタインがピンチになった時にローゼンスタインの排除に動いたりでどうも、セッションズさんとローゼンスタインとの関係がおかしいです。

 私はセッションズさんがローゼンスタインに何等かの弱みを握られてローゼンスタインに脅されているのではないかと見ています。

 で、ここにきてヒラリーが故意に自分の機密情報へのアクセス権限を取り下げ、この件について国務省がリークしました。

 いかにも不自然です。

 どうも、ヒューバー検事を手足として使いながらカバールの大量逮捕の準備を着々と進めるセッションズさんを引責辞任に追い込むためにポンペオ国務長官とヒラリーが示し合わせて仕掛けたように私には思えます。
 
 ポンペオはボルトンと同じように、米国と関係他国との関係を炎上させようとする動きが目立ちますので、カバールの一員と見ていいでしょう。
 
以上の情報をまとめると次のようなことが浮かび上がってきます。

①ヒラリーは国務長官時代の私的メールに書かれている内容が表沙汰になるのを非常に恐れている。
②ヒラリーはトランプ政権下でも私的メールに関する捜査の進捗状況について、機密情報も含めて知ることができる状態にあった。
③トランプ政権下でも②を可能な状態にしている司法省高官がいる。
④ヒラリーの機密情報アクセス権の取り下げとこれに関連した国務省の動きは怪しい。セッションズ司法長官の引き下ろし工作かもしれない。

 最後に、ヒラリーが豊かな国であったリビアを、リビアの当時の国家元首カダフィ大佐の暗殺を命じ、実行することによって、テロリストの温床とし、中東に争いの種をまいて第三次世界大戦をあわやくば起こそうとしていたことを示す記事をご紹介して筆を置きたいと思います。

http://bach-iruka.com/不可解な事件簿%ef%bc%88世界%ef%bc%89/34233/

https://www.mag2.com/p/money/7124

 

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