希野正幸のインフォブログ

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一なるものの法則 セッション51(本邦初翻訳部分)

 
ラー
 私はラーである。私は唯一にして無限なる創造者の愛と光のうちにあなた方に挨拶する。我々は今、交信しよう。

質問者
 私たちが一なるものの法則の第三巻の執筆を始めるに際して二つの質問があります。一つは決して一時的なものではない重要なものです。もう一つは一時的なもので他の人たちとの交流の中で尋ねるように強要されたと感じているものです。

 最初の質問は私たちの友人のために収穫について最後の疑問点を明らかいしたいというものです。私は収穫に際して監督者がいるのかどうかが気になっています。もし監督者がいるのであれば、なぜこの監督者が必要なのでしょうか?それはそのように機能するのでしょうか?ある存在者の収穫可能性が紫の光線と等価であるが故でしょうか?存在者にとって収穫を監督することは必要でしょうか?あるいは収穫は自動的なものですか?この質問にお答えいただけますか?

ラー
 私はラーである。収穫の時には必ず収穫者がいる。その実りはあるがままに形作られる。しかし、ある種の監督は必要なのである。それはこの収穫される賜物が傷や汚点なく収穫されることを確実にするためである。

 収穫を監督するに三つのレベルがある。

 第一の監督者は惑星レベルのもので、天使レベルと呼んでもよいだろう。このタイプの守護者は精神/肉体/スピリット複合体全体あるいは存在者のハイアーセルフを包含している。これらの内界の存在はこの存在者が自身の内面世界を探求することを通じて引き寄せられるのである。

 第二の監督者はこの内的プロセスを避ける者どもの監督者であり、同盟のメンバーである。彼らは光/愛の階梯の傍らの小さな場所に立って監督する名誉/責務を負っている。彼らは、収穫されるであろう存在者たちが、たとえどんなに混乱して彼らのハイアーセルフ接触することができなくとも、いかなる理由によっても脱落をしないよう見守っているのである。ただし、その存在者たちが光の強度に耐えられないがゆえにそれを避けようと脱落する場合はこの限りではない。

 第三の監督者はあなた方が守護者と呼ぶ存在である。このグループは第八密度から来ている方々であり、我々の密度より上界からの方々である。彼らは光をもたらす者として奉仕している。これらの守護者は絶妙にして細心に配せられた識別力のうちに光/愛の寸分違わぬ放射を提供することによって、各存在者の光/愛の波動の状態を確認するであろう。

 それゆえ、収穫は自動的になされるのである。このプロセスのうちに収穫される者どもは収穫中は変化し得ないものに従って応答することであろう。それは紫の光線の射出である。これらの助け手は周囲にあって適切な収穫を確実なものとしているのである。各存在者は自身の紫の光線を射出する最大限の機会を与えられるであろう。

質問者
 ありがとうございます。次の質問です。私は取るに足らない質問だとは思うのですが、ある方から頼まれたものなのです。その方というのが私と交流があってUFO現象に集中的に関わっている方です。もしあなたが、それがあまりにも取るに足らない、あるいは、重要ではない質問だとお考えならば、私たちはこの質問を取りやめて次の質問に移りたいと思います。しかしながら、私は宇宙船が、私たちが言うところの第四密度からどのように現れるのかと質問されているのです。このUFOの出現は、あなたが光速に近づけば質量が無限小に近づく(注1)現象によってなのでしょうか?私たちはスピリチュアルな質量の増大についてお話して参りました。それで質問なのですが、どのように宇宙船において非常に距離が離れた惑星からの移動がなされるのでしょうか?結局のところ宇宙船自体は必要なのでしょうか?些細な質問ですがよろしくお願いします。
(注1:原文ではas you approach the velocity of light mass approaches infinite.となっている。ここで言うinfiniteは無限という意味しか持たない。しかし、massすなわち質量という有限な物理量を扱っているわけであるから、この無限は無限大であるか無限小であるかのいずれかである。ここで光速を扱っているのでこの質量の主は当然、光子/photonである。ある種の粒子が光速に近づく、すなわち、光子に限りなく近づくことであるから、質量が光子に限りなく近づくということである。光子は無質量の素粒子の一種であるので質量は無限小に近づくということになり、そのように訳出した。)

ラー
 私はラーである。あなた方はいくつかの質問をなした。我々は順番に答えることにしよう。

 最初に、我々はこの物質が儚(はかな)い一時的なものであることに同意する。

 第二に、遠隔点から到来するほとんどの部分は、あなた方が言うところの宇宙船というものを必要としていない。質問それ自体はあなた方が保有していない知識の理解を必要とする。我々はあなた方が言明したであろうことに回答しようと思う。

 最初に言っておくが、あなた方が現時点において、星間旅行には制限があると理解している一方で、星間旅行を行うためにどのように宇宙船を利用するかを学んだいくつかの第三密度の存在者がいる。とはいえ、そのような存在者はあなた方の現時点での理解とは異なる手法で水素を用いることを学んだのである。これらの存在者はこの移動において、あなた方が計測できるような長い航続時間を未だに要している。とはいえ、これらの存在者は低体温休眠技術を用いることができるので、長い航続時間を耐えるために肉体および精神の複合プロセスを低速化できるのである。シリウス星系からの者どもはこのタイプに属する。他に二つのタイプがある。

 このうちの一つはあなた方の銀河系の第四、第五、第六密度から到来した者どものタイプである。彼らはある種のエネルギーシステムにアクセスするのである。それは光速をカタパルトのように推進力として用いるのである。それゆえ彼らは、あなた方には時間の経過が認識できないほどの瞬間に望み通りの場所に到達するのである。

 もう一つのタイプは他の銀河系の第四、第五、第六密度から到来する者どもに見ることができる。あなた方の銀河系のいくつかの存在も宇宙を一つの存在として見なすための個性の必然的な規律を学んでおり、思考のみである場所からある場所へと移動することができる。必然的に宇宙船を物質化することができる。もしあなた方が望むのであれば、存在者のライトボディを同乗させることができる。

質問者
 私は後者のタイプはオリオングループからの着陸のほとんどで経験しているものだと確信しています。この判断は正しいですか?

ラー
 私はラーである。オリオングループには後ろから二番目のタイプを用いる者と後者のタイプを用いる者がある。
 
質問者
 なぜこの種の移動には宇宙船が必要なのですか?あなたがラーとしてエジプトに来た時、それより前の段階では鐘型の宇宙船を用いていました。しかし、あなたは思考によってエジプトへと到来しました。なぜあなたは身体を物質化するよりも宇宙船を用いたのか説明していただけますか?

ラー
 私はラーである。その宇宙船は我々の集中力が第一要因として機能することによって形成される思考の産物なのである。我々は自身の精神/肉体/スピリット複合体をそのような移動に専念させるように用いる選択をしようとは思わない。

質問者
 ありがとうございます。一言言わせてください。私はこのことをよく理解できないでいます。これからする質問は私にとってお尋ねすることに非常に困難を感じています。というのも、私はこれからお話する内容をよく分かっていないからです。しかし、あなたはこれからお話することについて私がどこを間違っているかを指摘することができると思います。どういうお話かと言うと、私たちは七色のスペクトルのうち一つの色に対応した七つのボディを保有しています。そして、その七つのボディを創り上げているエネルギーは普遍的なもので私たちの惑星環境に流入しており、これらのボディを発達させ完全なものとするために私たちがチャクラと呼ぶ七つのエネルギーセンターに入ってきます。また、これらの各ボディはどうも私たちが保有している精神特性と関係しています。そして、これらの各ボディの完成とこのエネルギーの総体的な流入はこの精神特性に左右されます。さらに、この精神特性に応じて、私たちは一定程度、これらの七つのボディを創り上げるエネルギーの流入を妨げているのかもしれません。私の言ったことに関して、どこが誤っているかコメントをお願いできますか?また、修正をお願いできますか?

ラー
 私はラーである。あなたの言っていることは概ね正しい。”精神特性”という言葉を使うと、あなた方の密度で生じるエネルギー流入が阻害される様を過度に単純化することになる。精神複合体はスピリット複合体および肉体複合体と相互に関連していて個別に固定されているわけではない。それゆえ、エネルギー流入の阻害は、様々なレベルでスピリットと肉体との間で生じることも肉体と精神との間で生じることもある。繰り返し言うが、七つの各エネルギーセンターは、説明しやすくするためにあえてこう言うが、それぞれ対応する七つの基色を持っている。それゆえ、スピリット/精神間の阻害は、精神/肉体間の阻害と相まって、各エネルギーセンターに様々な様相で影響を与え得る。このため、あなた方は均衡化と進化のプロセスのいわく言いがたい性質をいつか理解することになろう。

質問者
 この回答が質問の的を射ているかどうかは私には分かりかねますが、実りのあるものとはなっているでしょう。とはいえ、因果関係があるのではないかと思えたのでこの質問をしたのです。
 大ピラミッドの秘密と題した本の後ろには、エジプトの線描画あるいは作品の複製が掲載されています。そのうちのあるものは地平線上を飛ぶ鳥を示しています。これが何かご説明願えますか?また、ラーと何らかの関係があるのかどうかをご教示願えますか?

ラー
 私はラーである。あなたが言っている描画は我々が認識している死、将来経験する関門としての死の教えを歪めている多くのもののいくつかである。その歪みはいわゆる”死んでいる”精神/肉体/スピリット複合体というプロセスのごとき特異な性質に関するこれらの思考産物を生み出すに至ったのである。あなた方の哲学においては、グノーシス主義という歪みとして呼ばれているようだ。このグノーシス主義という信仰は注意深い認識と動き、概念、シンボルの強調によって知識と相応しい位階に到達できるとするものである。実際、肉体的死のプロセスは我々が以前説明した通りのものである。すなわち、援助を利用可能な存在者が死に際して必要な唯一のことは、その存在者の周囲にいつもあるものによって、その慈しみ深きものによってもたらされるプロセスを褒め称えつつ、その肉体からその存在を解き放つことのみである。これらの方法によって、肉体的死を経験する精神/肉体/スピリット複合体は援助を受けるのである。そしてそれは注意深く繰り返される儀式によってもたらされるものではないのである。

質問者
   あなたは以前、エネルギーセンターの回転速度についてお話しになりました。これはエネルギーセンター の障害の程度に応じて変化し、障害程度が小さいのであれば、その回転 速度は速くなり 、そのためにエネルギーの流入が大きくなるものだと思っていますが、これは正しいでしょうか?

ラー
    私はラーである。 あなたの言っていることは部分的に正しい。最初 の三つのエネルギーセンターにおいてはこのエネルギーは全く阻害されることはなく回転速度を与える。存在者がより高位のエネルギーセンターを発達させるにつれて、これらのセンターが結晶構造形成することによってその性質を表すようになる。これはより 高位の、あるいは 、より均衡 の取れた エネルギーセンターの活性化の形態であり、このエネルギー の時間 /空間 的 し性質が秩序化 ならびに均衡化 した時間/ 空間 的 性質に変化した時に 生じる。

質問者
    結晶化構造とはどのようなものですか?

 ラー
    私はラーである。肉体 複合体の各エネルギーセンターは、より発達した存在者では明確な結晶化構造として認められる 。あなた方 の世界では 、雪片 に同じ形 が二つ と無いように エネルギーセンター の結晶 構造は各々 が幾分 異なって いるのである 。とはいえ、各々 には一定の秩序があるのである。赤色のエネルギーセンターはしばしばスポーク  を伴った車輪の形 をしている 。オレンジ 色 のエネルギーセンターは三 片の花弁 を持った 花の 形をしている。
    黄色のエネルギーセンターは丸い形 で星 のような 切子 面 を持っている。
   緑色のエネルギーセンターは時に蓮の花 の形をしていると言われて いる 。結晶構造 の突出部の数はこのエネルギーセンターのエネルギー の強さ によって異なる。
   青色のエネルギーセンターは恐らくは百の切子面を持ち強い輝き を発している かもしれない。
    藍色のエネルギー センター はやや地味なエネルギーセンターであり、基本的には、多くの場合三角形か三片の花弁のような形をしている。しかし、均衡の取れた安定したエネルギーを持つ熟達者の幾人 かは、切子面を持った形状となる。
  紫色のエネルギーセンターは最も変化に乏しくあなた方の哲学ではしばしば千の花弁として記載されている。そしてそれは精神/肉体/スピリット複合体という歪みの総体なのである。

質問者
    肉体の死を迎えた直後に、あなたが言うには最初に活性化されるボディは藍色であるとのことです。そして、あなたはそれが形態を形成するものだとおっしゃいました。なぜそうなのですか?答えていただけますか?

ラー
    私はラーである。これは実施中のこのセッションの最後の質問となろう。
  藍色のボディは知性のエネルギーの類似物と見なされる。それは小宇宙=人間/内宇宙としてはロゴス/理性/神の言葉なのである。精神/肉体/スピリット複合体の知性のエネルギーはまさしく無限なる知性あるいは一なる創造者からその存在を描き出す。この一なる創造者は大宇宙/外宇宙と小宇宙=人間/内宇宙の両方において二つの性質を持つと理解されるはずである。それは増えることのない無限なる知性であり、存在するところのものの全てなのである。
   自由意志は、我々の一なる創造者およびその共同創造者たる我々自身の両者を、意志を持つ無限なる知性によって強めるのである。このことは藍色のボディないし形態を形成するボディによって描き出されていると言えよう。そしてその智慧は、この共同創造者あるいは準準ロゴスが経るであろう適切な位置および経験を選択するものなのである。あなた方はこの共同創造者あるいは準準ロゴスを軽率にも個人と呼んでいるのである。
   私はラーである。 時が来たので短い質問であれば答えよう。

質問者
    この道具をより快適にしたりコンタクトを改善 したりするために私たちができることは何かありますか?

ラー
  私はラーである。全ては良きに計られている。あなた方は誠実である。 我が兄弟たちよ。私はあなた方を一なる無限なる創造者の愛と光のうちに離れんとしている。前に進むがよい。そして一なる無限なる創造者の御力と平和のうちにあって喜ぶがよい。アドナイ。(訳注:アドナイはユダヤの民が神の御名を表す神聖四文字/テトラグラマトンである יהוה(ヨッド・へー・ワウ・へー)を発音することを避けるために用いた神の別名である。)