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前代未聞の不祥事 ローマ法王が前枢機卿を性的虐待の罪により還俗させる

前代未聞の不祥事 ローマ法王が前枢機卿性的虐待の罪により還俗させる

 

聖職者の地位を剥奪された前枢機卿テオドール・マカーリック

 

元記事はこちら

https://thehill.com/homenews/news/430328-pope-francis-defrocks-ex-cardinal-mccarrick-for-sexual-abuse

 

抄訳はじめ

 

フランシスコ法王が前枢機卿マカーリックを性的虐待の罪のために還俗させる

 

 フランシスコ法王は、調査の結果、未成年および成人の神学生に対する数十年間におよぶ性的虐待が明らかになったとして、前枢機卿テオドール・マカーリックを聖職者の地位から還俗(訳注:聖職者としての地位および特権を剥奪し、一般信徒に戻すこと)させた。土曜日にヴァチカンが報じた。

 ニューヨークタイムズは、マカーリックの除名処分が、ローマカトリック教会によって還俗させられた米国における最初の枢機卿ないし司教の例となると報じた。そして、これは枢機卿性的虐待の罪により免職された最初の例となるとも報じた。

 

中略

 

 この懲罰は、フランシスコ法王が虐待に関するサミットを世界中から司教を招集して開催する数日前になされた。

 

後略

 

抄訳終わり

  

これより私見です。

 

 さすがにマカーリック前枢機卿性的虐待はあまりにも露骨すぎて隠し通せなかったのか、フランシスコ法王はこの前枢機卿を排斥せざるを得ない状況に追い込まれました。

 

 もう、ローマカトリックの御威光も効かなくなってきていて、世界各国で聖職者階級による性的虐待の告発が続いています。

 

 法王の次の地位にある枢機卿クラスが免職されましたから、これから次々と大物聖職者の犯罪が暴かれていくことでしょう。

 

 で、このフランシスコ法王、イエズス会士からローマ法王になった史上初の人物なのですが、こんなことして事前にぺぺ・オルシーニとヘンリー・ブレイクスピアーの了解を取ったのでしょうかね?

 

 ローマカトリックを支配しているのはアルコンが転生している黒い貴族の中でも教皇の血統と言われている格上の血統に属しているペペ・オルシーニ(灰色の教皇)とヘンリー・ブレイクスピアー(マカオ在住)であって、この血統ではない黒い教皇アトゥーロ・ソーサ現イエズス会総裁と白い教皇フランシスコ現ローマ法王はただのパペットに過ぎません。

 

 近い将来、フランシスコがお亡くなりになったりして新たなコンクラーベ(法王選挙)が行われるならば、アルコンはまだ健在だということになりますし、フランシスコが現職に留まり、更なる改革を断行するようであれば、アルコンは光の勢力によって相当追い込まれているということになります。