闇の支配者 プトレマイオス朝の教皇の血統
以下に翻訳する記事は過去にも何度か日本語訳がネット上に出回っていますが、初見の方もおられると思いここに翻訳した次第です。
元記事はこちら
プトレマイオス朝(訳注1)の教皇の血統は以下の通りである。
(訳注1:古代エジプトにおいて、紀元前306年から紀元前30年まで統治した王朝。アレクサンダー大王の死後、部下であったマケドニア人プトレマイオスが創始した。歴代、プトレマイオスという王がベレニケ、アルシノエ、クレオパトラといった名前を持つ近親の女王と共同統治していた。一族間での殺し合いが絶えず直系がついに死に絶え、ローマ共和国の軍門に降って滅びた。)
これが真の権力を持った一族である。
これが人類の上に立つ教皇派と皇帝派(訳注2)の権力なのである。
(訳注2:原文ではthe Guelph and the Ghibelline。本来は、12世紀から13世紀にかけて、ローマ教皇を支持した都市、貴族をGuelph/教皇派と、神聖ローマ皇帝を支持した都市、貴族をGhibelline/皇帝派と称していたものである。後世の19世紀において、イタリア王国とローマ教皇の対立が発生するに当たり、王国側についた貴族を白い貴族、ローマ教皇側についた貴族を黒い貴族と称するようになった。黒い貴族は古くからローマ教皇に忠誠を尽くした功から貴族に列せられた家系であり、彼らはローマ教皇がイタリア国王に屈して権力を失った際、喪に服したことから黒い貴族と呼ばれるようになったのである。)
マリア・カミラ・パラヴィッチーニはエリザベス女王二世よりはるかに権力があるのである。
今、この世界の陰謀の世界で、最も権力を持った人物は、ローマ人であり、ペペ・オルシーニの名で呼ばれている。彼は権力あるローマ教皇の血統であるオルシーニ家の出身である。オルシーニはまたの名をオルソと呼ばれ、古代マキシムス家(訳注:ローマ皇帝の血統の一つ)なのである。
この人物以上に権力を持った存在はいない。そして、彼こそ灰色の教皇なのである。
教皇の血統の当主の多くは今、アジアおよびインドに住んでいる。このことはあなたに何を語るであろうか?
ボルジア家
ブレイクスピアー家
ソマグリア家
オルシーニ家
コンティ家
チギ家
コロンナ家
ファルネーゼ家
メディチ家
ガエタニ家
パンフィリ家
エステ家
アルドブランディーニ家
(訳注:訳注2で示した歴史学上の白い貴族=国王派と黒い貴族=教皇派の区分通りに、この13血統がなっていないことに注意する必要がある。本当の悪は対立する両陣営の両方に浸透し、対立を煽ることを画策するのである。)
(訳注3:ローマ神話に登場する農耕神で、土星の守護神とされる。)
(訳注4:古代ペルシャ(今のイラン)において、開祖ゾロアスター/ツラトゥストラが興した世界最古の一神教とされ、光と闇が対立し、戦いの末に光が勝利するという善悪二元論を根本教義とすることが特徴である。神殿には火を焚く祭壇があり、偶像崇拝を否定し、信者は火に向かって礼拝する。現在はイランでは廃れ、現代の信仰の中心はインドである。)
以下のものは黒い教皇に関する良い情報のいくつかである。
海事法の下での協力はヴァチカン法を基礎としており、ローマ帝国により制定されたものである。
彼は彼の権力について嘘をついている。彼は1814年に教皇として終わっている。
これが今の本当の世界権力システムである。
アドルフォはゾロアスター教およびミトラ教(訳注5)の秘密結社を守る軍隊の将軍として奉仕しているのである。
(訳注5:古代インドおよびペルシャで信仰されていたミスラ神に由来する太陽神ミトラスを主神とする古代ローマで興った密儀宗教。入信するにはイニシエーションを受ける必要があった。)
これより私見です。
サトゥルヌス信仰は農耕神のサトゥルヌスを信仰しており、農耕神の信仰の中心は常に、”死と復活”なのであり、辛いこの世での生活の最後に来る死の向こうには栄光が待っているという現在の否定と未来の栄光への確信というモチーフおよびこのモチーフによる死への恐れの克服がサトゥルヌス信仰のメインフレームとなっています。
最後のミトラ信仰のもたらすメインフレームは”自分はイニシエーションを受けた選ばれた存在である””自分は普通の人間が知らない秘密を知っている優れた存在である”という優越感と秘密結社員ではない存在に対する軽蔑をもたらすシステムとして機能します。
これらがミックスされるとどうなるか?
この世の愚者どもが知らない秘密を知っている特別な組織の構成員である自分たちが、死をも恐れず、栄光の未来をもたらすために自分たちとは考えを異にする”闇の存在”たちと彼らを滅ぼし尽くすまで戦うことになります。
13の血統は、世界各地でこのようなメインフレームを作動させて二極対立を引き起こし、それぞれの陣営のトップを籠絡しておけば、勝利した方の勝ち馬に乗って常に世界を支配することができ、たくさんの人間を殺して地球人口の管理が可能になるのです。
このようなシステムが現代社会でも発動されているのを感じたら、おかしいと思わなければなりません。