希野正幸のインフォブログ

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ロックスタープリンスの遺言 ワンネスに至るために遺されたメッセージ

ロックスタープリンスの遺言 ワンネスに至るために遺されたメッセージ
 
 
 
 2016年4月21日、プリンスが逝去しました。作詞作曲編曲プロデュースを全て一人でこなし、27種類もの楽器を弾きこなし、複数の歌唱法を使い分け、あらゆるジャンルに渉る音楽を融合して独自の音楽世界を構築し続けた天才プリンス。

 しかし、初期から中期の歌詞は自意識過剰なあまり歪んだ一方的な自己表現に終始し、他者とのコミュニケーションを切に願ったものの果たせないもどかしさと孤独感を感じさせるものでした。

 だがしかし、晩年は何かを達観したような深みのある表現が歌詞に垣間見えるようになりました。
 
 今回ご紹介するのは2014年にリリースしたアルバムArt Official Ageに収録された楽曲、「Affirmation 1&2」、「Way Back Home」、「Affirmation 3」からの抜粋です。
 
このうちWay Back HomeのYoutube動画はこちらです。
 

https://www.youtube.com/watch?v=f2bOp45EFgo

 
 以下、関係歌詞の抜粋です。一部、私が改変しました。第1パラグラフのthere areをThere areに、第2パラグラフのany personをAny personに、第3,4パラグラフのuおよびUをyouおよびYOUに改変しています。

 

Lyrics excerpted from “Affirmation 1 &2, Way back home, and Affirmation 3” by Prince
Partially modified by spiritual-light
 
There are no such words as me or mine. Words of this nature were introduced into society as a control mechanism, which systematically divided the subjects, first individually, and then as a collective.
 
Any person or object, what so ever that requires your attention, is something that has veered from its path and preordained destiny of total enlightenment
 
You were separate from not only others, but even yourself.

Now you can see that was never the case

You are actually everything and anything that you can think of.

All of it is YOU.
 
Remember there really is only one destination, and that place is YOU.

All of it, everything is YOU.
 
 「私」あるいは「私のもの」という言葉は本来ないのです。そのような性質を帯びた言葉は私たちを制御し支配するために社会に導入されたのです。それらは自我の分断をもたらします。個人の多次元的自我を分断し、人々も分断し孤立と対立をもたらすのです。
 
 あなたが今まで注意を向けることを強いられていた人物と対象は、安息へと至る一本道からあなたを踏み外させて来たのです。
 
 あなたは他者から分離されていただけではなく、あなた自身からも分離されていたのです。

 決してそのようなことはないのです。

 あなたは、全て、あなたが考え得る全てなのです。

 全てが「あ・な・た」なのです。
 
 目的地はただ一つだけだと思い出してください。

 ただ一つの目的地、それは、「あ・な・た」なのです。

 全て、全てが「あ・な・た」なのです。
 
訳 spiritual-light
 
 「私」という概念がある所にはエネルギーのブラックホールが発生するのです。「私」は「他」からエネルギーを奪い「私」を満タンにしたいのです。そして、奪われた別の「私」が「私」から奪い返そうとするのです。「私」という概念がある限り、どこかに必ず欠乏があるのです。

 「私」の壁を壊してください。「私」があるから「私」を「他人」と較べます。「他人」と較べて「私」を嫌いになります。「私」を外から見えないようにします。「私」を偽りで飾り立てて本来の「私」をごまかします。このようにして余計なエネルギーを消費し、また「他人」から奪って「他人」から嫌われます。好かれたいのに。
 
 「私」を「他人」と較べて優越感に浸る人も、優越性を維持するために四苦八苦し、余計なエネルギーを消費し、また「他人」から奪って「他人」から嫌われます。好かれたいのに。

 誰かに怒り、嫉妬、憎しみを覚えたとき、その誰かになってみてください。その瞬間、「私」が崩壊することに気づきます。怒り、嫉妬、憎しみなどないことに気づきます。

 あなたは空の高みに昇り、全てが「あ・な・た」=「わ・た・し」であることに気づくはずです。あなたは「私」の壁(闇の支配者がもたらしたヴェール)を突き抜け、全てが「あ・な・た」=「わ・た・し」であると気づいたのです。

 以後は「私」も「他者」も関係なく、「全体の利益」という視点から全てを判断するようになるのです。二元性の世界からワンネスの世界にアセンドしたのです。

 闇の支配者の張り巡らしたヴェールにより隔離された地球は銀河連合が開放してくれることでしょう。しかし、闇の支配者が張り巡らしたもう一つのヴェール「私」に隔離されたあなたを解放するのはあなたなのです!