速報 ローマ教皇、自身が枢機卿の性的虐待の罪を隠蔽していたことを言外に認める
先日は、米国において、米国人カバールの罪状が明るみに出るのを必死に隠蔽しているロッド・ローゼンスタイン司法副長官が質問に対してコメントできないほどに追い込まれたことをお伝えしましたが、本日は性的虐待の総本山、ローマ・カトリックのトップ、フランシスコ教皇が、バチカン外交官と大司教によって枢機卿による性的虐待の罪を隠蔽したかどで告発され、これに対してコメントを求められたにも関わらず“発言を差し控える”事態に追い込まれました。
以下はBBCで報道された記事の題名と内容の抄訳です。
教皇はアイルランド訪問旅行の終わりにおいて虐待の罪を訴える手紙について沈黙を保つ
原文はこちら
https://www.bbc.com/news/world-europe-45318100
重要部分のみ抄訳
フランシスコ教皇は教皇の辞任を要求したバチカンの前外交官による訴えに対して回答を拒否した。
カルロ・マリア・ヴィガノ大司教もまた、米国の枢機卿による性的虐待に関する訴えを隠蔽したとして教皇を追求した。
教皇は、今週末のアイルランドへの訪問からのローマへの帰路の機中において、リポーターによってこの告発について質問された。
彼はヴィガノ大司教からの11ページにおよぶ手紙に対して何も発言したくないと述べた。
「私はこのことについて言及しなければならないと心より思っていると申し上げておきたいと思います。」と彼はこの手紙についてジャーナリストから質問された時に発言し、そして、「このことについて興味を持っている全ての方々に対し、この文書を注意深く読んであなた自身でご判断願いたい。」とも述べた。
「私はこのことについて何も申し上げることはございません。私はこの文書が語っている通りだと考えます。」
この手紙は、教皇がアイルランド訪問中に司祭による性的虐待について演説した時に公表され、これによって、フランシスコ教皇がカトリックの階層の中の伝統主義者による組織的攻撃に直面しているかどうかに関して疑問が持ち上がった。
「あなたは結論を導くだけの十分な能力がある。」とフランシスコ教皇は機中においてリポーターに語った。
時間が経過してあなたが結論に至った時には多分、私がお話することになるでしょう。」と彼はつけ加えた。
抄訳終わり
米国のFOXニュースでも同様の報道がなされています。
教皇の発言から推察するに、教皇は主張されている事実を暗に認めています。近日中に真相を自らの口で語ろうとしている心中が察せられます。
恐らく、教皇は辞任せざるを得ないでしょう。
7月24日には女性に対して性的虐待を行っていたカルトに関わっていた件でカナダの酒類大手、シーグラム社の元社長の遺産相続人、クレア・ブロンフマンが逮捕されています。
http://www.afpbb.com/articles/-/3183686