希野正幸のインフォブログ

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ペンスと司法省が反トランプ国家非常事態宣言工作を画策しているらしい

ペンスと司法省が反トランプ国家非常事態宣言工作を画策しているらしい

 

 

元記事はこちら

https://thehill.com/homenews/senate/431658-gop-leader-unsure-on-legality-of-trumps-emergency-declaration

 

抄訳はじめ

 

 上院多数党院内総務ミッチ・マコネル(共和党ケンタッキー州)は、自分はまだトランプ大統領の国境障壁建設のための国家非常事態宣言が合法的かどうか判断できていないと述べている。

 

 共和党議員会議の火曜日の昼食会において、司法省の法律家との会談を終えた後、この問題に関する法的見解を求められてマコネルは、「私はまだ完全な結論に至っていない。」と述べた。

 

中略

 

 「この問題に関してかなりシリアスなことを言う法律家がいたのだ。」と、ペンス副大統領と司法省の上級法律家との昼食会での討議を総括して彼は言った。

 

 「副大統領との今日のお昼の会議ではこの問題に関するあまりにも度が過ぎた議論があった。」と、マコネルは付け加えた。

 

 彼は、彼の共和党の同僚はこの問題に関して”極めて関心が高かった”と説明した。

 

 「我々は国境で危機的状況があると本当に考えている。」と、彼は付け加えた。

 

 三人の共和党上院議員、スーザン・コリンズ(メーン州)、リサ・ムルコウスキ(アラスカ州)およびトム・ヒルズ(ノース・カロライナ州)らは、国家非常事態宣言を承認しないという民主党側の決議案を支持すると言っている。

 

 マコネルは、3月中旬の休会前に上院での投票が行われるだろうと述べた。

 

抄訳終わり 

 

これより私見です。

 

 火曜日に下院において、トランプ大統領の国家非常事態宣言に対する不承認決議案が可決されました。

https://thehill.com/homenews/house/431722-house-votes-to-overturn-trump-emergency-declaration

 

 これは予想通りの結果です。トランプ大統領も想定済みです。

 ちなみに、賛成245票、反対182票でした。賛成率は245/(245+182)×100=57%で総議員票数の2/3=67%未満です。

 

 それで、Qも投稿していましたが、パペットマスター民主党の古参上院議員ダイアン・ファインスタインの切り崩し工作が功を奏して、既に3人の上院議員トランプ大統領の国家非常事態宣言に不支持を表明したわけです。

 

 上院は定数100名で53人が共和党ですから、既に、下院から上がってくる国家非常事態宣言阻止法案が上院でも可決される公算がかなり高くなってきました。

 

 このあたりも、マコネルさんは既にそのように票読みしていました。

 

 で、後は、トランプ大統領がこれに拒否権を発動して、この拒否権発動を議会が阻止するには、両院ともこの阻止案に2/3以上の議員が賛成しなければならないのです。

 

 まあ、上院ではこの可能性はほぼゼロで、下院でさえ、上記の結果からすると難しい情勢なので、国家非常事態宣言を巡る議会との戦いはトランプ大統領が勝利するでしょう。

 

 法廷闘争でも、連邦最高裁の多数派工作は済んでいますから薄氷ながらトランプ大統領が勝利するものと思われます。 

 

 ここで注目したいのが、マコネルさんが上手にそれとなくリークしている情報ですね。

 

 彼は「ペンスとかなりの数の司法省の上級法律家がトランプ大統領の敵だよ。」とシグナルを送っているようですね。

 

 Qの投稿を見るとQグループはこれからもトランプ大統領を支持していくように思えます。

 

 しかし、ベンジャミン・フルフォードの情報から判断すると、ペンタゴントランプ大統領に造反する動きが出ているようです。

 

 軍属からの信望が非常に厚かったマティスさんを切ってしまったので、これは当然予想される動きです。

 

 軍部の信頼を失った大統領や首相がクーデターでその地位を失うということはよくあることです。

 

 ペンスと軍が繋がっていなければよいのですが・・・。

 

 トランプさんは早急に軍部の信望の厚いマティスさんの後任を探し出して正式に国防長官に任命し、軍部をもう一度しっかり掌握し直す必要がありそうですね。