暴かれるFBI/司法省によるクリントン財団とロシア/中国関連犯罪の隠蔽工作パート1 その2
何日か前のブログ記事で触れたゲイトウェイプンディットのFBI、司法省、クリントン財団に関する暴露記事の翻訳を連載したいと思います。全部で三つの連載記事が発表されています。いずれも長いので何回かに分けて翻訳します。
パート1は今回で翻訳完了です。
ゲイトウェイプンディット独占記事:暴かれるFBI/司法省によるクリントン財団とロシア/中国関連犯罪の隠蔽工作パート1 その2
元記事はこちら
抄訳はじめ
中略
AGTインターナショナルはおよそ5年のうちに顕著な成長を遂げ、契約額がゼロから80億米ドルまで伸び、利益は10億米ドルに達した。クリントン夫妻は、コチャヴィとエデルマンから、クリントン財団への支払いを通じて支援と推薦を保証されていた。この支払いは総額数百万米ドルに及んだ。
2016年に、AGTがロシアおよび中国に対し、注意深い取り扱いを要する防衛ならびに国家安全保障に関わる製品を販売したことに関して、AGTとその違法活動が司法省の捜査を受けた時、AGTは自社のウェブサイトを更新し、自社の製品の取り扱いに注意を要する性能に関するいくつかの参照文を削除した。この企業はまた、米国における活動のほとんどを取りやめた。
中略
元大統領ビル・クリントンは公の場でAGTのCEOコチャヴィの支持を表明し、彼自身とヒラリーの名声を利用して、AGTの米国における政治権力とのベンチャー事業の立ち上げとその維持を支援した。例えば、2012年の7月には、クリントン大統領はコチャヴィとマリア・バルティロモ(訳注:米国のテレビシャーナリスト)と一緒に、ウォールストリートジャーナルレビューにおいて、コチャヴィのベンチャービジネスを宣伝した。
ウィキリークスによって公表されたeメールは、エデルマン、コチャヴィとクリントン夫妻の突出した関係を示している。2011年11月18日付けのクリントン財団に対する献金者を記載したeメールには、彼らの関係を記載した段落がある。
中略
このeメールでは、個人からのクリントン財団に対する五千万米ドルもの献金と将来様々なソースからの提供は予測される六千六百万米ドル以上の献金がリストアップされており、その中にはエデルマンとコチャヴィのものが含まれている。
ウィキリークスによって公表されたもう一通のeメールは、エデルマンがヒラリー・クリントンに送ったもので、中東のシーク(訳注:アラブ社会での族長のことを意味する。)がワシントンD.C.に来ていたという文面であった。
中略
エデルマンによって引用されたこの族長は、アブダビ(訳注:アラブ首長国連邦の首都)の王族から来たシーク・モハメッド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン(訳注:アラブ首長国連邦のアブダビ王族の皇太子)のことであろう。このシークはムバダラ投資会社(訳注:アラブ首長国連邦アブダビ政府が100%出資する投資会社)を通じてエデルマンとコチャヴィにAGTの立ち上げ資金を提供したと疑われている。クリントン財団も中東のこの関連会社から数百万米ドルの献金を受け取っているが、驚くことではない。
中略
多くの米国人は2016年の大統領選挙以来、クリントン財団周辺の汚職に気がついている。この財団は米国のウラニウムのかなりの量をロシアに売却した見返りに数百万米ドルを受け取った。民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンは2016年の討論の中でいかなる不法行為も否定した。そして、クリントン財団は素晴らしい慈善活動事業であるとさえ述べた。
将来大統領となることとなるドナルド・トランプはヒラリーの言い分に同意せず、この財団は詐欺だと主張した。「例えば、クリントン財団が助けたとされるハイチの人々は、クリントン財団に戻って来て欲しいとは思っていなかった。」
ヒラリーはクリントン財団が関係する受託収賄の事実を否定した。つまり、クリントン夫妻が彼らの財団への献金を要求し、その見返りに、これらの支払いの同意の中で約束されたことを行ったという事実を否定した。ヒラリーは嘘をついている。
クリントン夫妻はエデルマン、コチャヴィおよび中東のシークから数百万米ドルを得た。その見返りにクリントン財団はその額に見合う活動を約束した。不幸なことに、クリントン夫妻と、彼らに献金したこの企業と個人によってなされた活動は、しばしば違法なものだった。
我々の次回の投稿では、我々は、AGTインターナショナルとして知られるこの企業グループが彼らのビジネスを世界で構築するために行ったこれらの活動について議論していく。
三番目の投稿では、我々は、いかにFBIと司法省がこれに関わりつつその事実を隠蔽し、ついには2016年の大統領選挙の直前にこの捜査を中止したかを議論していく。
抄訳終わり