下院民主党が大統領も納得するような壁建設費込み予算案を提起するらしい

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抄訳はじめ

下院が国境取引にアクセルを踏む

　議員たちは迫り来る政府閉鎖を回避するために、また、長きにわたりトランプ大統領の国境の壁建設に行き詰まりをもたらしている二党間の国境交渉に妥結をもたらそうと急いでいる。

　民主党首脳たちは、自分たちは木曜日夜に一連の予算案を下院で可決させることを期待していると述べた。また、上院に対しても、24時間強でこの法案に対する投票を済ませ、恐らくこの法案に署名するであろうトランプにこの法案を送致するよう求めた。

　議員たちはまだ水曜日夜の時点ではこの法案を見ていないが、議員の多くがこの法案の詳細を見ていなもののこの法案に対して賛成票を投ずる意向を示している。民主党は水曜日夜までにこの法案の詳細を公表する計画であると述べた。

　民主党議員の多くはこの法案を支持している。この法案はまた、上院の共和党首脳の支持も得ている。

　しかし、下院共和党の二人のリーダー、下院少数党院内総務ケヴィン・マッカーシー（カリフォルニア州）と下院少数党院内幹事スティーブ・スカリーズ（ルイジアナ州）は水曜日、彼らは法案の詳細を読んでからでないと賛成票を投ずることを約束できないと述べた。

中略

　トランプはこの法案を批判している。しかし一方で、彼は署名するとは素直に発言していないものの、この法案に署名するものと期待されている。彼は民主党に対し、彼が南部国境の壁建設のために要求している57億米ドルを大きく下回るような予算案とならないように要求している。

　同時に彼は水曜日に、彼は新たな政府閉鎖をするつもりはないというシグナルを発した。

　トランプは、彼がある種の大統領令を発し、更なる国境障壁を建設し、入国管理職員および税関の強制収容所を増員するための数十億円規模の予算組み替えを計画しているとシグナルを発して交渉材料にしようとしている。

後略

これより私見です。

　トランプ大統領が再び政府閉鎖するつもりがないと表明し、態度を軟化させたため、民主党側も歩み寄りを見せたようです。

　まだ、予算法案の詳細は明らかになっていませんが、当初民主党が提示していた国境関連予算案に大幅な上積みをした新たな予算案を提示する模様です。

　上院共和党の首脳も合意しているそうですから、トランプ大統領の意を受けて下院民主党が可決した過去の予算案をことごとく否決してきた共和党の上院多数党院内総務ミッチ・マコネルも合意したと見てよいでしょう。

　マコネルが合意したのであれば、トランプ大統領も合意する可能性が極めて高いと思われます。

　トランプさんはやり手のビジネスマンですから、国境の壁建設に要求した57億米ドルには、はったりが入っているはずです。

　恐らく彼の頭には、この額をかなり下回る額が合意の最低ラインとして入っているはずです。

　その額まで民主党が予算を上積みしてくれば交渉成立です。

　トランプさんが合意したとなれば、彼はしっかりと、国境沿いに犯罪が米国に入ってこない壁を建設してくれるはずです。

　カバールの傀儡（かいらい）CIAの悪事もこれでストップできます。

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