希野正幸のインフォブログ

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America First! トランプ大統領を理解するためのキーワード

 

 America First!トランプ大統領が大統領就任演説で盛んに使ったフレーズです。このフレーズはトランプ大統領のキャッチフレーズとしてすっかり有名となりました。

 

 

 また、トランプ大統領は、かつての大統領ロナルド・レーガンが盛んに用いたMake America Great Again!も盛んに拝借して使っています。

 

 トランプ大統領の国内政策も国外政策もこの二つのキーワードから考えると非常に分かりやすく理解することができます。

 

 この二つのフレーズから見えてくるトランプ大統領の望みは、国内的には米国を平和で豊かな国に再建し、米国民全員に遍(あまねく)く平和と豊かさを提供するということになります。そして、グローバルな視点では、米国を他国からの搾取から救い出し、他国より偉大な国にするということです。

 

 一方、銀河連合の支援を受けた地球同盟の望みは、地球をカバールから解放することです。

 

 カバールは地球人を抑圧してその富を奪い取って自分たちだけでその富を独占しています。また、地球人を自分たちの奴隷とするため、愚民化政策を推し進め、人々が無気力に知らず知らずのうちに自分たちに従うようにマスメディアや教育界を通じて洗脳しています。「我々が努力したって何も変わらない。だから、スマホゲームでもして、テレビの娯楽番組でも見ていたほうがマシ。」そう人々に思わせるようにしむけているのです。

 

 このカバールの活動を粉砕するために、地球人に自由と平和と豊かさを取り戻すために地球同盟は戦っています。

  

 このようなトランプ大統領と地球同盟のスタンスの違いが国内政策と外交政策ではっきりと現れるのです。

 

 それを見ていくことにしましょう。

 

 国内政策についてはトランプ大統領の政策と地球同盟に思惑は非常に親和性が高いのです。

 

 国境の壁問題一つを取ってみても明瞭です。カバールは不法移民の子供たちを金で買い取るか誘拐し、彼らの性奴隷とするか悪魔の儀式の生け贄として用いています。メキシコ国境を通じて大量の麻薬を米国に運び込んでいます。メキシコ国境を通じて流入してきた大量の不法移民は、米国における労働賃金を押し下げ、米国民の賃金の低下や失業を招く一方、カバール企業は不法移民の低賃金労働力で人件費を抑制し、ボロもうけしています。

 

 America Firstを掲げるトランプ大統領にとってはこれは由々しき問題であり、国境の壁を建設して、米国民に不幸と貧困をもたらすこの国境を通じた悪しき流れを止めようとしています。

 

 地球同盟にしてみても、トランプ大統領の政策は悪くない選択です。トランプ大統領の政策は米国におけるカバールの策略にストップをかけることができますし、中米諸国の貧困問題は米国とは切り離して個別に考えて行けばいいことです。地球規模でGESARAを発動させ、カバールの富を再分配すれば充分に世界的に貧困の解消は可能です。

  

 しかし、外交政策に関しては、国内政策のようにトランプ大統領の政策と地球同盟の政策が一致するわけではないのです。

 

 イランとベネズエラは世界有数の産油国であり、ロシアや中国とともにカバールの石油ドル一極支配体制を崩壊させようと、自国の石油取引の取引通貨を米ドルとは異なる通貨にシフトさせています。これはカバールの崩壊を望む地球同盟の考えと一致する動きです。

 

 しかし、イランはホメイニ師によるイスラム革命以来、ベネズエラチャベス大統領の誕生以来、米国と対立しています。現在のイランの最高指導者ハメネイ師はホメイニ師の弟子でした。ベネズエラチャベス大統領政権の副大統領が現大統領のマドゥロで、マドゥロチャベスの政策を踏襲しています。

 

 ですから、トランプ大統領にとって、イランやベネズエラの現体制はAmerica Firstをコケにする敵でしかなく、イランには経済制裁をかけ、マドゥロ対立候補ベネズエラの正当な大統領に据えようとしています。

 

 親米のウクライナと対立するロシアに関しても面白かろうはずはなく、経済制裁をロシアにかけ、地球同盟の中心として、中東和平に尽力しているプーチン大統領を窮地に陥らせています。プーチン大統領は財政的ピンチから年金改革を断行せざるを得ず、国民の支持はプーチンからフリーメーソンの後ろ盾を得ているアレクセイ・ナワリヌイに急速に傾いています。

 

 ドラゴングループの支援を得て、カバールの金融システムリセットの準備を着々と進めている中国に対しても、自国との貿易不均衡に我慢がならず、中国に対して経済戦争を仕掛けています。

  

 このように、トランプ大統領の政策はあくまでもAmerica Firstであり、必ずしもThe Planet Earth Firstの地球同盟ともGalaxy Firstの銀河同盟と全て一致しているけではないということをご理解ください。

  

 銀河連合所属のレジスタンスのスポークスマンであるコブラによる、トランプ大統領に対する評価がそれほど高くないのはこのあたりの理由があるのです。