今日の動き三題 国境の壁とミュラー捜査と一般教書演説について
そう大きな動きはないですが、三つお知らせします。
テキサス州で発見された米国側からメキシコに向けて掘られていた建設途中のトンネル
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こちらは、米国側からメキシコ向けて掘られている建設途中のトンネルがテキサス州のメキシコ国境付近で発見されたというニュースです。
結構手の込んだトンネルのようで、それなりの土木知識と技術がないと掘れないもののようです。
米国側から掘られているという点も注目です。
米国に不法入国しようとした移民が国境を越えたいばかりに行き当たりばったり掘ったものではありません。明らかに何らかの意図を持った米国側の人間が計画的に掘ったものです。
このトンネルの発見は、車止めのバリアだけ建設すればいいという民主党側の案ではメキシコ国境での犯罪の出入りを防げないということを明白に証明するものです。
こういうトンネルを使った国境越え行為を防ぐには、鋼鉄製の頑丈なフェンスを工場で鋳造して、現場に持ち込み、杭打ち機で地中深くに打ち込むしかありません。最低でも地下10メートルくらいは打ちこむ必要があるでしょう。コンクリートの壁ではこの深さまで達せさせるのは困難でコストも膨大です。民主党の提案するスマートバリアはトンネルから出入りする犯罪者には無力です。
この事件を題材にすればトランプ大統領は民主党の対案を廃して、自身の案を認めさせる有効手段となることでしょう。
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こちらはトランプ大統領がスーパーボウルに関するインタビューのついでにミュラーの捜査について聞かれ、この捜査についてはそれほど重視していないと語ったというものです。
トランプ大統領はどうやら報告書の内容を事前に知らされているようで、自分が関与しているような案件はないと語っています。
また、告発される人物の大半はロシアのブロガーと嘘をついた人物だと語っています。また、このような魔女狩りがこの国で起こるのは由々しきことだと述べています。
トランプ大統領は自分に近い人物が次々に議会やミュラーに嘘をついたということで告発されていますが、そのことを憂いているのでしょう。
トランプさんは最近あまりミュラーのことを批判しなくなりましたから、ミュラーの捜査でトランプさんが逮捕される目はなくなったと見てよいでしょう。
おそらくはミュラーの捜査報告書は”大山鳴動して鼠一匹”ということに落ち着きそうです。
ただ、最近のローゼンスタイン、ウィリアム・バー、ミュラーの動きを見ていると、ヒラリーにとって驚天動地の爆弾がミュラーの捜査で飛び出す可能性もあるように思えます。
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トランプ大統領は5日に一般教書演説を行いますが、報道インタビューの中で、一般教書演説の中では、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談の日時と場所を明らかにし、国境の壁を建設するために国家非常事態を宣言するかどうかを明らかにすると述べた模様です。
その他にも国民にとって重要な何かを話すことを示唆した模様です。
こちらは当日になってみないと何が飛び出すかはわかりませんが、期待して待つことにしましょう。