ミュラーにも異変! ミュラー、バズフィードのトランプ-ロシア疑惑報道を否定
ミュラーにも異変! ミュラー、バズフィードのトランプ-ロシア疑惑報道を否定
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抄訳はじめ
トランプ、バズフィードの報道を否定する声明を発表したミュラーに感謝を述べる
トランプ大統領は土壌日、ロバート・ミュラー特別検察官がバズフィードの新しい報道の一部を否定する声明を発表したことに対して、感謝の意を表明した。この報道は、トランプがマイケル・コーヘンに対し、モスクワのトランプタワープロジェクトについて議論していた時期について議会に嘘をつくよう命じていたというものであった。
中略
バズフィードは木曜日に、トランプの長きにわたる顧問弁護士であったコーヘンが、トランプから議会に嘘をつくように言われたことを認めたと証言している二人の法執行関係職員の話を引用して、彼らの所説を記事にした。その内容は、コーヘンが、モスクワでの不動産取引に関して、トランプの関わりを隠すために、彼が交渉を行った時期より数か月前に交渉を終えたと議会に証言し、議会に嘘をつくようにトランプに言われたことを、ミュラーに対して認めたというものである。
しかし、金曜日に、民主党がこれに関する調査を要求し、告発準備の進展を仄めかした後に、特別検察官の事務所は通常ではありえない行動に出た。このバズフィードの記事を否定する声明を発したのである。
後略
抄訳終わり
これより私見です。
トランプの天敵、ローゼンスタイン司法副長官が辞任を表明したと思ったら、今度は、トランプを陥れるためにローゼンスタインが司法省に呼び込んだミュラー特別検察官が不可解な行動に出ました。
彼は、トランプの顧問弁護士だったコーヘンが議会に嘘の証言をしていた疑惑を調査していたはずが、コーヘンが議会に嘘をつくようトランプに要請され、嘘をついていたというバズフィードの報道を否定する声明を発表したのです。
彼は、保守派の論客ジェローム・コルシを、彼に嘘をついたということで告発しようとしましたが、逆にコルシから巨額の賠償訴訟を起こされ、窮地に立っています。
https://lawandcrime.com/lawsuit/jerome-corsi-just-sued-robert-mueller-for-350-million/
また、彼の旧知の友人であった、ウィリアム・バーが司法長官候補の最有力候補として登場してきました。上院司法委員会による聴聞では、バーはトランプ側にもヒラリー側にも偏向しないという姿勢を示しています。ヒラリー側への偏向を疑われているミュラーとは立場を異にしているようです。
彼の最も強固な後ろ盾、ローゼンスタインを失なった恐怖、多額の賠償金を支払わなければならなくなるかもしれないという恐怖、そして、親友バーが自分に味方するとは限らないという恐怖・・・。
このような恐怖が彼の心を挫(くじ)き、カバールから同盟へ寝返るオプションをミュラーが考慮しつつあるのかもしれません。
ボルトンとポンペオは中東に直接乗り込んだものの、中東に対立をもたらすことに失敗し、ローゼンスタインは退場を余儀なくされ、ミュラーにも変節の兆候が見えています。
米国カバールが揺らぎ始めています。