ミュラーが進めるロシア疑惑捜査の根拠薄弱さがますます明らかに アサンジがミュラーの根拠を全否定
ミュラーが進めるロシア疑惑捜査の根拠薄弱さがますます明らかに アサンジがミュラーの根拠を全否定
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抄訳はじめ
ウィキリークスのアサンジ、ポデスタのeメールで述べられているロシアとの共謀を公式に否定:トランプジュニア、ジェローム・コルシ、マナフォートらとは会ったことはない
ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジが月曜日、トランプ選対事務所関係者との接触を公式に否定する見解を発表した。
アサンジは、自分がトランプ選対事務所関係者に選挙情報を提供したことはないと語った。また、この選対事務所関係者として、トランプジュニア、マナフォート、マイク・フリン、マイク・フリンジュニアらの名前を挙げた。
ウィキリークスは、そのツイッターアカウントを通じて月曜日、「示唆されている以下のことは虚偽であり中傷である。」というフレーズで始まる、公式の否定メッセージを投稿した。
ウィキリークスあるいはジュリアン・アサンジが2016年の選挙期間中に選挙関連の情報を、ナイジェル・ファラージ、ロジャー・ストーン、ジェローム・コルシ、ドナルド・トランプジュニア、マイケル・フリン、マイケル・フリンジュニア、ケンブリッジ・アナリティカあるいはレベッカ・マーサーを含む部外者に秘密裏に提供したとされる件は虚偽であり中傷である。この件は中傷なのである。なぜならば、ジュリアン・アサンジがウィキリークスの編集者としての役割を、犯罪と関わりながら、あるいは犯罪を犯しながら担っていたと間違って主張されているからである。
アサンジはまた、元トランプ選対本部長ポール・マナフォートが秘密裏に彼と大使館で会っていたというガーディアン紙の記事はフェイクニュースだとこの事実を否定した。
中略
ロシアとの共謀の虚偽とミュラーの魔女狩りは全て、ドナルド・トランプがロシア人に民主党本部のサーバーをハックしてその情報をウィキリークスに流せと言ったというフェイクニュースを根拠とするものである。
今日まで、FBIは法的に民主党本部のサーバーの調査を決して実施しなかった。また、ウィキリークスはロシア政府とのいかなる共謀も否定してきた。
アサンジは現在、彼がロジャー・ストーン、ジェローム・コルシおよびドナルド・トランプジュニアと接触したことを公式に否定している。これらの人物は、ミュラーが照準を合わせている最中である。
抄訳終わり
これより私見です。
以下が、アサンジが言及しているフェイクニュースに関する日本での記事のリンクです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3199447
https://www.sankei.com/world/news/180403/wor1804030019-n1.html
https://jp.reuters.com/article/trump-russia-mueller-idJPKCN1NW05W
この三つの記事から分かるように、トランプジュニア、元大統領顧問ロジャー・ストーン、元トランプ選対本部長ポール・マナフォート、ロジャー・ストーンの友人で保守派の論客ジェローム・コルシがジュリアン・アサンジ絡みの疑惑が報じられており、特別検察官ロバート・ミュラーはこれを根拠にこれらの人物の捜査を進め、トランプ大統領が選挙期間中にロシアと共謀していたことを立証しようとしているわけです。
ここで渦中のジュリアン・アサンジがこれらの人物との接触を完全否定するメッセージを公表しました。
こうなるとミュラーさんはかなりキツイですね。アサンジもアサンジと会っていたとされるここに登場した人物も全員お互いが会ったことを否定しています。
これらの人物が会っていたことを立証する物的証拠をミュラーが法廷に提出できないとミュラーが敗訴するのは目に見えています。
仮に連邦最高裁までもつれても、カバノーさんが裁判官になって、親トランプ派が多数を占めています。
ちなみに、ジェローム・コルシさんはミュラーに嘘の証言を強要されたと主張し、ミュラーを提訴しています。
で、ミュラーは政府の部分閉鎖を理由に審理の先送りを求めるという逃げを打とうとしましたが、裁判所にこれを拒否されました。
まあ、ミュラーの負けは目に見えていますから、ミュラーはいくら賠償金を支払うことになるのでしょうか?
Roger Stone associate Jerome Corsi sues Mueller, Justice, CIA, FBI, NSA for $350 million
ミュラー、司法省、CIA、FBI、NSAで三億五千万ドルですって。日本円で三百五十億円ですか・・・。