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闇の勢力が画策する第三次世界大戦/ハルマゲドン 旧約聖書の中の最終戦争

闇の勢力が画策する第三次世界大戦/ハルマゲドン 旧約聖書の中の最終戦

 

 

 本日はユダヤの民が聖典と仰ぐ旧約聖書に彼らの望む千年王国が実現する前に起こらなければならない最終戦争がどのように記されているかをご紹介したいと思います。

 

 旧約聖書では最終戦争を預言したものとして、ダニエル書とエゼキエル書が挙げられます。

 

 まずは、ダニエル書から該当箇所を引用します。引用元は下記のリンクです。

http://bible.salterrae.net/kougo/html/daniel.html

 

9:24あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週が定められています。これはとがを終らせ、罪に終りを告げ、不義をあがない、永遠の義をもたらし、幻と預言者を封じ、いと聖なる者に油を注ぐためです。 9:25それゆえ、エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシヤなるひとりの君が来るまで、七週と六十二週あることを知り、かつ悟りなさい。その間に、しかも不安な時代に、エルサレムは広場と街路とをもって、建て直されるでしょう。 9:26その六十二週の後にメシヤは断たれるでしょう。ただし自分のためにではありません。またきたるべき君の民は、町と聖所とを滅ぼすでしょう。その終りは洪水のように臨むでしょう。そしてその終りまで戦争が続き、荒廃は定められています。 9:27彼は一週の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。また荒す者が憎むべき者の翼に乗って来るでしょう。こうしてついにその定まった終りが、その荒す者の上に注がれるのです」。

 

 ここには次のようなタイムラインが示されています。

 

エルサレムの聖所も含めた建て直し

②メシアの到来

③メシアの殺害

④きたるべき君と民による町と聖所の破壊

⑤きたるべき君と民による契約の強要と聖所儀式の廃止

⑥荒らす者が憎むべき者の翼に乗って到来する

⑦荒らす者の終わり

 

 

 

 次に、エゼキエル書の該当箇所を引用します。引用元は下記のリンクです。

https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BC%E3%82%AD%E3%82%A8%E3%83%AB%E6%9B%B8(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3)

 

1 主の言葉がわたしに臨んだ、

 

2 「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、

 

3 言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。

 

4 わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。

 

5 ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。

 

6 ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。

 

7 あなたは備えをなせ。あなたとあなたの所に集まった軍隊は、みな備えをなせ。そしてあなたは彼らの保護者となれ。

 

8 多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。

 

9 あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、暴風のように進み、雲のように地をおおう。

 

10 主なる神はこう言われる、その日に、あなたの心に思いが起り、悪い計りごとを企てて、

 

11 言う、『わたしは無防備の村々の地に上り、穏やかにして安らかに住む民、すべて石がきもなく、貫の木も門もない地に住む者どもを攻めよう』と。

 

12 そしてあなたは物を奪い、物をかすめ、いま人の住むようになっている荒れ跡を攻め、また国々から集まってきて、地の中央に住み、家畜と貨財とを持つ民を攻めようとする。

 

13 シバ、デダン、タルシシの商人、およびそのもろもろの村々はあなたに言う、『あなたは物を奪うために来たのか。物をかすめるために軍隊を集めたのか。あなたは金銀を持ち去り、家畜と貨財とを取りあげ、大いに物を奪おうとするのか』と。

 

14 それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ちあがり、

 

15 北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。

 

16 あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、あなたをとおして、わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、彼らにわたしを知らせる。

 

17 主なる神はこう言われる、わたしが昔、わがしもべイスラエル預言者たちによって語ったのは、あなたのことではないか。すなわち彼らは、そのころ年久しく預言して、わたしはあなたを送って、彼らを攻めさせると言ったではないか。

 

18 しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。

 

19 わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、

 

20 海の魚、空の鳥、野の獣、すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。

 

21 主なる神は言われる、わたしはゴグに対し、すべての恐れを呼びよせる。すべての人のつるぎは、その兄弟に向けられる。

 

22 わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。

 

23 そしてわたしはわたしの大いなることと、わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。そして彼らはわたしが主であることを悟る。

 

 

 

 ダニエル書の書かれていることが最終戦争のことを示していることを、新約聖書のマタイによる福音書のイエスの予言の言葉が補強しています。

https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E6%9B%B8(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3)

 

 第24章14から16節にこう書かれています。

 

24:14

そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。

 

24:15

預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、

 

24:16

そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。素早く

 

 

 

 ユダヤ人はこれらの聖所の言葉から、自分たちの永遠の王国が実現するには、

 

①聖所が建設され、

イスラエルにマゴグ、メセク、トバル、ペルシャ、クシュ(引用文ではエチオピアだが、原文ではCush)、プテ、ゴメル、ベテ・トガルマを従えたゴグなる大君が攻め込み、

②聖所がダニエルによって預言された荒らすべき憎むべき者によって蹂躙されなければならないのです。

 

 

 ペルシャはイランであるということで意見の一致を見ていますが、他の国は諸説あります。

 

 で、多数意見を集約してみると以下のようになります。

 

マゴグ=ロシア

メセク=レバノン、シリア、トルコ、アルメニアアゼルバイジャンジョージア(旧名:グルジア)、イラク、イラン

トバル、ゴメル、ベテ・トガルマ=トルコ

ペルシャ=イラン

クシュ=スーダン

プテ=リビア

 

イエズス会エルサレムに聖所第三神殿を建設すべく、ゴグの率いる大軍にイスラエルを攻めさせるべく、策略を着々と実行しているのです。

 

 エルサレムで第三神殿を建設しようとしている動きやマゴグがどの程度までメセク、トバル、ペルシャ、クシュ、プテを支配下に治めているかは後日の連載記事でお伝えしたいと思います。