闇の勢力が画策する第三次世界大戦/ハルマゲドン 旧約聖書の中のアルコン
最近はフランスや米国において、カバールの支配から自由を取り戻そうとする運動が活発になっており、喜ばしい限りです。
しかし、一方で、闇の勢力は地球解放を少しでも遅らせるべく、恐怖や憎しみなどの大量のネガティブエネルギーを発生させるための第三次世界大戦への準備を静かに中東で推し進めています。
このような闇の勢力の作戦をあらかじめ知っておくことも重要かと考え、不定期に連載記事を書いていこうと思います。
連載第一回は「旧約聖書の中のアルコン」です。
グノーシス主義者が遺したナグハマディ文書の一つ、ヨハネのアポクリフォンには、始原の霊から流出した知恵(ソフィア)が彼女の伴侶である男性であり処女なる霊の同意を得ないままに創造行為を行ったために、第一のアルコーンであるヤルダバオートが誕生したとされています。
すなわち、男性エネルギーが初動してactionを起こした後に、女性エネルギーがreactionして創造行為を行うべきところを女性エネルギーが初動してactionを起こしたがゆえに、初期異常としての第一のアルコーン、ヤルダバオートが生まれたのです。
そして、グノーシス主義者たちはこのヤルダバオートと旧約聖書の神ヤハウェを同一とみなしたのです。
http://koinonia-jesus.sakura.ne.jp/gnosis/johnapocryphon.htm
このヤハウェはユダヤの人々に大量の動物を屠り、犠牲として捧げることを求めました。
レビ記(第一章など)にその記述があります。
https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%93%E8%A8%98(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3)
また、特に罪深いことをしているという記述のないエリコの民を、女子供を含めて皆殺しにすることをヤハウェはユダヤの民に命じ、ユダヤの民はその命令を忠実に実行しました。
ヨシュア記第6章にそのことが書かれています。
ホロコーストの元祖はナチスドイツではなく、ヤハウェに従順なユダヤの民自身だったのです。
ヤハウェの預言者エリシャはある時、子供に禿げ頭のことをからかわれました。エリシャが神の御名においてこの子供たちを呪いました。すると、その子供たちは熊に引き裂かれて死にました。
列王記下第2章23~24節にそのことが書いてあります。
http://bible.salterrae.net/kougo/html/2kings.html
これらの旧約聖書の記述はヤハウェの自分を信仰しない人間や自分を信仰することのない動物への無慈悲さを示しています。
旧約聖書の神ヤハウェには、自分に絶対的忠誠を尽くす民には慈悲深い側面がありますが、自分を信仰しない存在には無慈悲で苛烈であり、ヨハネのアポクリフォンで傲慢な神、妬む神として記述されているヤルダバオートとの共通点が多く認められます。