希野正幸のインフォブログ

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ゴーン逮捕の意味

昨日のゴーン逮捕の裏事情が、一夜明けていろいろ判ってきました。

 

(写真:ロイター/Yuya Shino)

 

やはり今回の事件の裏には、世界的な自動車産業の支配の問題が絡んでいるようです。

 

というのも、今、日産はフランスのルノーグループの傘下にいるわけですが、当初は日産の経営危機を救う形で、ルノーが日産に資本提供して、同時にゴーンが乗り込んで経営にも参加して建て直しを図ったわけですが、いまや立場が逆転して、日産の技術によってルノーが何とか体制を維持できている、という状況になっているようです。

 

そこで、フランス政府としては半国営企業ルノーの防衛のために、日産をずっと傘下にとどめておきたいという思惑が出てきました。それに対して日産側は逆に経営が安定した今、技術力の低いルノーが重荷になってきています。

 

自動車産業の掌握は、ディープステート・カバールにとっても決して小さい問題ではありません。そして、フランスはカバール国家でもあるので、ルノーを守る方向性はカバールたちの意志といってもいいでしょう。

 

というか、ぶっちゃけルノーの民間資本部分はロスチャイルドが持ってるようなもんですから、まあ実質的にはカバール企業の防衛を国家を挙げてやっている、ということですね。

 

そして、ゴーンは2018年で切れるルノーグループ会長の任期を延長するのと引き換えに、今はまだ比較的対等な、日産に対するルノーの支配権を強化して、日産を実質子会社化する裏取引をフランス政府と交わした疑いがあります。

 

今回のゴーン退治の成功で、その陰謀に対する日産の逆襲が成功し、日産支配ができなくなったことは、実質的に同盟の勝利といっても良いでしょう。

 

こういっては何ですが、今回、ゴーンが犯したと言われている犯罪は、少し前なら隠蔽工作によって簡単に握りつぶすことが出来るレベルだったといっても過言ではありません。

 

おそらくゴーン本人も、この程度のことならみんなやっているし、仮に追求されたとしても裏で圧力をかければ、どうにでもできるとタカをくくっていた可能性があります。

 

彼のやっていた不正は数年にわたっていたようですが、それがここのところの情勢の変化で、不正を隠し通すことが難しくなってきたということなのでしょう。

 

つまり今回のゴーン逮捕劇は、世界的な光の増大で闇が照らし出され、すべての悪行が明るみに出てこざるを得ない世の中に確実に変化してきているということの、ひとつの証明なのではないかと思います。

 

であれば、次に続く逮捕劇もおきそうです。今回の逮捕は日本の当局が行ったことであり、アメリカの秘密起訴とは直接は関係なさそうですので、これですぐに大量逮捕が始まるということではないとは思います。

 

しかし今は個別の事件ですが、こういう不正の暴露がいくつも起きれば、だんだんと大きな流れとなって、最終的に大量逮捕ということにもつながりそうです。

 

早くそうなることを祈りましょう。

 

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