切れ者ローゼンスタイン、共和党議員団との交渉を千日手に持ち込み、大統領をも籠絡か？
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抄訳はじめ
トランプはローゼンスタインの盗聴に関する話を聞いた後、彼が証言しないことに驚いた。
トランプ大統領はFOXニュースに対し、今週の早い時期での大統領専用機での会話のことを考慮すると、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が司法省職員が大統領の会話を秘密裡に録音することを提案したことに関して、木曜日に議会で証言しないのに驚いていると語った。
「私はロッドがそうしないのを少し驚いている。」と、トランプは”FOX & Friends”でのロングインタビューの中で述べた。
大統領は、告発されていることに関して、木曜日には議会へローゼンスタインを招く交渉が難航していることに言及していた。これらの交渉は水曜日に暗礁に乗り上げた。これを受けて、共和党議員の何人かは、ローゼンスタインの強制召喚さえ要求している。
この論争からは距離を取りながら、トランプは木曜日に、今週早い段階で大統領専用機上で行ったローゼンスタインとの会談について言及した。大統領は報告を受けていたローゼンスタインのコメントに関してローゼンスタインと議論したと述べた。その中には、ローゼンスタインが一度、昨年、トランプ大統領を職務から排除するために憲法修正第25条の適用を提案した案件も含まれていた。ローゼンスタインはこれも強く否定した。
「彼は私にあることに関して話をしてくれた。この出来事についての非常にポジティブな内容の話だ。」と、トランプは言った。「君たちはこのことを黙ってはおかせないと思うよ。率直に言って、宣誓の上で証言するかどうかは問題じゃない。だが、私に彼が話してくれたことは、彼にとって証言した方がいいと私は思っている。」
抄訳終わり
これより私見です。
うーん。
このローゼンスタイン、同盟がカバールの大量逮捕を進める上で最大の障壁になりそうです。
トランプさんが少々おつむが弱いことをいいことに、肝心なことは一切しゃべらずにトランプさんが喜びそうなことをあることないこと大統領専用機の機上でしゃべって、ローゼンスタインはトランプさんを上手いこと丸め込んだ可能性が大です。
共和党議員との交渉も丁々発止とやりあって、膠着状態に持ち込み、10月11日に予定されていた議会証言の引き延ばしにも成功しました。
カバールとしては、ローゼンスタインに踏ん張ってもらって、ローゼンスタインの証言を日本で言う偽証罪が成立する証人喚問ではなく偽証罪に問われない参考人質問にとどめ、言を左右して肝心なことは話さずに共和党の追求を交わし、中間選挙で何とか下院での過半数を確保して、大量逮捕をできるだけ引き延ばそうとしているようです。
セッションズ司法長官もこの間、ローゼンスタインがピンチと見るやさっさとローゼンスタインの退任声明や後任人事案をまとめていましたから、ローゼンスタインにはほとほとうんざりしていて追い出したいのですが、法的にはローゼンスタインの罪が明らかにならない限り無理なのでしょうね。
セッションズさんもローゼンスタインに何か弱みを握られているのか、トランプーロシア疑惑はローゼンスタインに任せきりで関われないでいるようです。
こうしてみると、同盟にとって、封印されたカバールの起訴状を開封し、大量逮捕を進めるには、知略の限りを尽くして現職にとどまろうとするローゼンスタインを排除することが喫緊の課題になってきました。
中間選挙までは一か月を切っています。
それまでにローゼンスタインを排除し、大量逮捕の一部でも実行して民主党の評判を落とさない限り、同盟は苦しい立場に追い込まれる可能性大です。
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