希野正幸のインフォブログ

興味を持った情報を選んで発信しています。

わかりやすいRV/GCR ~RV後に変わる、お金の意味とは~

 

生徒:「RV後はお金の意味が変わるということを、もう少しくわしく」

先生:「今まではお金には、常にネガティブな苦しいイメージがつきまとっていました」

生徒:「たしかに苦労したほうがたくさん稼げると思うし、稼いだお金を使うときにも『なんでこんなに高いんだ』みたいに、お金に絡んで楽しいって感情はほとんどないなあ」

先生:「ですが、お金の価値が正反対になるということは、イメージも正反対になるわけです」

生徒:「正反対?あまり想像できないけど・・・」

先生:「例えば今はたくさんお金がもらえる仕事は、重労働して苦しむ仕事が多いわけですが、人々を楽しませたり、幸せな気持ちにさせたりするようなものが、本来の仕事になります」

生徒:「たとえば?」

先生:「芸術とか、害のないエンタメや、争わないスポーツですね」

生徒:「争わないスポーツ?」

先生:「そう、争わないスポーツです。今の商業化したスポーツは勝ち負けに常にお金が伴うので、支払い額を決めるために必ず勝負をつけなくてはならず、争うことが必然になります。ですが、本来のスポーツは動きの美しさをみたり、感動することが目的なので、競うことはあっても争う必要はありません」

生徒:「そういわれてみれば、今のスポーツ界のアメフトやボクシング問題でも『何が何でも勝たなければならない』っていうことから醜い争いが生まれているような気がする」

先生:「そういうことですね。だから、なおみちゃんの方がセリーナより美しく見えるのです」

生徒:「それは好みの問題でしょ(笑)」

先生:「まあ、それはそれとして(笑)、お金のネガティブな側面が、人間のすべての営みに影響して、私たちの心やからだを蝕んでいるということです」

生徒:「そうかもね」

先生:「仮にアマスポーツでも、その先にお金が儲かるプロスポーツがあったりすると、若いころから苦しみながら体を壊してでも頑張るのが普通ですよね」

生徒:「確かにそういうのはよくないよね」

先生:「エンタメもそうですが、一部のお笑いのように、演じている人が苦しんでいるのを見て留飲を下げて喜ぶ、というのは歪んだ心理ですよね」

生徒:「じゃあどうだったらいいの?」

先生:「演じている人が幸せで、見ている人もそれを喜ぶようなエンタメには価値があります。例えば大道芸なんかはそうですね。あれで演じている側の人の生活が苦しくなければ、みんなハッピーです」

生徒:「大道芸は確かにやってる人も見てる人も幸せそうだけど、芸人の人の生活は大変かもね」

先生:「なぜなら、基本的に大道芸は、一部を除けばお金が目的じゃないからですね。つまり今後も生き残るエンタメと言えます。そしてそういうものには、みんな喜んでたくさんお金を払うようになります」

生徒:「将来的にはネガティブなものが生き残ることができないっていうのはそういうこと?」

先生:「そうですね、だからお金も形を変えて残っていいわけです。そして、人に奉仕して喜ばせて得たお金は、自分がもっと幸せになるために堂々と使えるのです」

生徒:「よかった!!」