希野正幸のインフォブログ

興味を持った情報を選んで発信しています。

カヴァノー攻撃に同盟が強烈な反攻爆弾 トランプ大統領がカバール策略の証拠開示命令を発令

カヴァノー攻撃に同盟が強烈な反攻爆弾 トランプ大統領がカバール策略の証拠開示命令を発令

 

左から、ピーター・ストラーゾック、リサ・ペイジ、カーター・ペイジ、我らがPOTUS(President Of The United States)ドナルド・トランプ

 

原文はこちら

http://www.foxnews.com/politics/2018/09/17/trump-orders-feds-to-declassify-key-fisa-documents-text-messages-in-fbi-russia-probe.html

 

抄訳はじめ

 

トランプ、FBI捜査官に重要なFISA/外国情報監視法関連文書、ロシア疑惑の捜査に関して交わされたFBI内部の通信文書の機密解除を命じる

 

 トランプ大統領は月曜日に、2016年の大統領選挙期間中のFBIによるロシア関連の捜査活動に関係するいくつかの重要文書の機密解除を命じた。それらには、トランプ陣営の前選挙参謀カーター・ペイジに対しての新たな捜査令状を得るための21ページにわたる申請書類およびFBIの恥部を象徴するピーター・ストラーゾックおよびリサ・ペイジからの通信文書が含まれている。

 

 ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は、トランプが、議会の多くの委員会メンバーの求めに応じて、また、透明性の確保のために、国家情報長官ならびに司法省から発せられた文書の機密解除を命じたと述べた。

 

 機密解除の対象となる文書は、司法省職員ブルース・オーとの会見に関する全てのFBIの報告書およびカーター・ペイジを監視下に置くための他の申請に関連して準備された会合に関する全てのFBIの報告書も含まれている。

 

 トランプはまた、司法省に対して、“一切改竄(かいざん)することなく”ロシア疑惑関係の捜査に関わった多くの鍵となるメンバーからの通信文書の開示を命じた。これらの人物には、ブルース・オー、ピーター・ストラーゾック、リサ・ペイジ、元FBI長官ジェームズ・コミー、および元FBI副長官アンドリュー・マッケイブが含まれている。

 

 共和党の下院議員団は再三にわたり、元英国スパイ、クリストファー・スティールとブルース・オーの接触に関する更なる情報を探し求めてきた。このクリストファー・スティールは、長きにわたってFBIの情報源となっており、2017年の1月に世に出たトランプとロシアとの様々な関係を暴露した今や悪名高い一連の文書を編集した人物である。

 

 いついかなる形でこれらの文書が開示されるかは、明らかにはされなかった。機密解除の時期に明るいある情報筋がフォックスニュースに語ったところによると、関係者は最初にカーター・ペイジの捜査令状申請書類の機密解除を予想しており、その次に、ブルース・オーとの会見に関するFBIの報告書の機密解除を予想している。

 

 この情報筋は、司法省は”大至急“で作業しており、関係者は、数日中あるいはもっと早く記録文書ならびに議事録の開示が最初に行われると予想していると付言した。通信文書に関しては、もう少し時間がかかると予想されている。なぜなら、それらはかなりの数に上ると予想され、トランプがそれらの開示を一切の改竄(訳者補足:文章の書き換え、一部消去、一部文書の非開示は一切許さないということ。つまり、洗いざらい全部そのまま出せということ。)なく開示することを命じたからである。

 

中略

 

 共和党のマーク・メドウ下院議員はトランプの文書開示命令を賞賛してこう述べた。

 

 「議会が調査を進めるにつれて、我々は、多くのFBIや司法省の上級職員が、2016年の大統領選挙期間中とトランプ政権の初期に非常に非倫理的なやり方で活動していた問題点に満ちた証拠が次から次へと出てくるのを見続けることになった。もう、十分だ。今、これらを完全に明らかにする時期が来た。妨害元や妨害方法に対して、真実の光を当てようじゃないか。そして、米国国民に自分自身で判断を下すことを許そうじゃないか。」

 

 日曜日に、共和党のデイヴィス・ヌーンズ下院議員はフォックスニュースに対し、証人喚問の議事録と情報委員会がロシア関連の捜査に関して結論を下した他の文書を11月の中間選挙前に公にすべきだと述べた。

 

 「もし、大統領が米国の人々に、どれだけ広範囲にわたって侵略的に多くの米国民が調査されており、それがどのように不公正なものかを本当に理解して欲しいと望んでいる。彼には、機密解除するしか選択肢がなかったのだ。」とヌーンズは”サンデイ・モーニング・フューチャー(訳注:FOX newsのニュース番組の一つ)”で語った。

 

 下院の監視委員会の議長トレイ・ゴウディは、先週、これらの文書を見ることは米国民にとって有益だろうと述べた。

 

抄訳終わり 

 

これより私見です

 

 昨日は同盟派の連邦最高裁判事候補者ブレット・カヴァノー氏に強姦疑惑が持ち上がったことをお知らせしましたが、早速同盟側が反撃に転じました。

 

まずはこちらです。

http://insider.foxnews.com/2018/09/17/brett-kavanaugh-supporters-defend-supreme-court-nominee-against-blasey-ford-allegations

 

 カヴァーノー氏の高校時代の女性同級生が63名の女性の署名入りで手紙を公表し、カヴァノー氏はそんなことをする人々の全く正反対の人物だったとカヴァノー氏の身の潔白を主張しました。

 

 どうも、カヴァノー氏に強姦されたと主張する匿名アカウントがそのうちカリフォルニアの大学教授クリスティーン・フォードを名乗るようになって、事の真偽も確かめずに民主党上院議員ダイアン・ファインスタインがこれを持ち出してきたというのが真相のようです。 

 

 カヴァノー氏自身も身の潔白を主張しています。

https://www.catholicnewsagency.com/news/kavanaugh-defends-himself-against-completely-false-allegation-46712

 

 日本時間の本日午前0時から上院司法委員会でカヴァノー氏とフォードさんの聴聞が行われているので、今日中には結果の報道がなされるのではないでしょうか?

https://www.axios.com/kavanaugh-accuser-to-testify-publicly-monday-5da3767b-9813-40b3-9cda-3c01e24debf2.html 

 

 で、いよいよ同盟がカバールのとどめを刺しにかかりましたね。

 

 トランプ大統領が、FBIと司法省に対して、トランプ大統領選挙参謀だったカーター・ペイジ氏に対する捜査令状を取る際の申請書類とトランプーロシア疑惑関連の一連の文書や関係者の通信文書の機密解除を命じました。

 

 いよいよ、カバールの大量逮捕の最後の障壁となっているローゼンスタイン司法副長官とミュラー特別検察官がこれらの一連のカバールのダーティーワークに関わっていた証拠を白日の下に晒すために同盟が具体的アクションを起こしました。

 

 証拠が出てしまえばローゼンスタインもミュラーも解任されることになります。

 

 そうなれば、封印されているカバールの起訴状の封印解除に何の障害もなくなります。

 

 Intelで前に書かれていたシナリオどおり、セッションズ司法長官が前面に出ての起訴状の開示→大量逮捕→裁判が進行することになります。

 

 そうすると、裁判で証拠開示や証言が進むにつれて、米国以外の国々で暗躍しているカバールの罪状も明らかになってきて大量逮捕が世界規模で起こることになるでしょう。

 

 もちろん、日本でもね。