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迫り来るバビロンの大淫婦への裁きの時 カトリック教会の罪は隠蔽できない

迫り来るバビロンの大淫婦への裁きの時 カトリック教会の罪は隠蔽できない

 

 

https://www.catholicnewsagency.com/news/wuerl-to-meet-with-pope-francis-to-discuss-resignation-40591

 

抄訳はじめ

 

ワシントンの大司教ワールが自らの辞任についてフランシスコ教皇と話し合う模様

 

 ワシントン大司教区の大司教枢機卿でもあるドナルド・ワールが、木曜日、教区内の司祭に対し、自分は間もなくフランシスコ教皇に会い自分の辞任について話し合うつもりだと述べた。

 

 ワールは2015年に75歳を迎えるにあたり、教皇に自分の辞任を願い出た。75歳という年齢は、教区司教が教皇へ辞職を願い出る手紙を提出するよう求められている年齢に当たる。

 

 フランシスコ教皇からワールへの辞任を受け入れるよう求める要請はここ数ヶ月間頻繁になされていた。6月には、ワールの前任者であるテオドール・マカーリックが、1970年代に何度も10代の少年に性的虐待を働いていたと公に告発された。マカーリックが数十年間にわたって神学生に性的な行為の強要と性的暴行を加えていたことが更に告発されるにつれて、ワールがマカーリックの明白な性的不品行を知っていたのではないかと疑問視されるようになった。

 

 8月14日にペンシルヴァニア州陪審からのレポートが提出された後、ワールの辞任を求める声が高まった。このレポートはワールがピッツバーグ教区の司教だった時代にマイノリティを性的に虐待したとして告発された司祭たちの監督を怠っていたことを示唆していた。そのうちのあるケースでは、性的虐待で告発された司祭を別の教区へ転出することを認めていた。そして、その司祭の聖職者としての適格性について審査しないように計らっていた。

 

 8月25日に出された先のヴァチカン駐米大使、カルロ・ヴィガノ大司教からの手紙では、ワールがマカーリックの性的不品行について知っていたのではないかという更なる疑問が呈されていた。また、ワールが、マカーリックが性的虐待について捜査されている最中にも関わらず、彼に神学生の援助をさせていたこと、そして、このことがマカーリックの更なる犯罪行為を招いたことをこのレポートは述べている。

 

抄訳終わり

 

これより私見です。

 

 ここ数ヶ月ワールが再三にわたって教皇から辞任するよう求められていました。

 

 さて、これはどのような意味を持つのでしょうか?

 

 教皇が本気でカトリック教会の浄化をしようとしていたのか?

 

 それとも臭いものに蓋をして後は知らぬ存ぜぬを通そうとしたのか?

 

 しかし、この事実からはマカーリックの性的不品行もワールの教区内でのおぞましい犯罪行為の事実解明を怠っていたことも、教皇が少なくとも数ヶ月前には把握していたことが分かります。

 

 彼らが事実を隠蔽しようとしても無駄です。

 

 昔は無力だった一般信徒が今はしっかりと悪いことは悪いと主張するようになってきています。

 

 アイルランドでは教皇が世界最大の小児性愛グループの首領だと書かれたプラカードを一般信徒に突きつけられました。

http://www.batimes.com.ar/news/world/pope-francis-take-gay-children-to-a-psychiatrist.phtml

 

 ワールも彼が司式するミサで、一般信徒から「恥を知れ!」と突き上げを食らいました。

https://www.christianheadlines.com/blog/protester-shouts-shame-on-you-at-archbishop-wuerl-during-mass.html

 

 もう、権力者が権力を傘に都合の悪い世論を沈黙させることができる時代は終わりました。

 

 教皇は、ヴァチカン筋が近々あるとアナウンスした教皇にかけられた、枢機卿マカーリックによる性的虐待隠蔽疑惑に対する説明会見の席で、カトリック教会ならびに自身の罪について公に告解しなければならないでしょう。