物々交換と宇宙の法則
経済は物々交換が基本というお話をしました。
では、それはいったいどういう理由から来ているのでしょうか。
まず、物というのはエネルギーとイコールだというのは、最新の量子力学でも言われれていることです。
ということは、物を交換するということは、エネルギーを交換しているのと同じことになります。
ここでカルマのお話をしたいと思います。
カルマというのは宇宙の法則の一つですが、簡単に言うとエネルギーの均衡の法則です。
他人にいいことをしたらカルマポイントプラス、悪いことをしたらカルマポイントマイナス、ということです。
で、どっちにしても最後は釣り合うことになります。
つまり、他人に悪いことをしたらいつかは自分に返ってくるし、いいことをしても同じで自分に返ります。
この釣り合う、ということがポイントになります。
物々交換では等価交換が原則、というお話をしました。
「等価交換」つまり「釣り合った交換」です。
そして、物はエネルギーです。つまり、物も精神も分解すれば、同じエネルギーになります。
この一致、お判りでしょうか。
つまり、物々交換で等価交換をすることがなぜ重要かというと、そうでなければそこにカルマの不均衡が発生してしまう、ということなのです。
物質は精神に比べると波動が低いので、エネルギーの量も少ないわけですが、カルマはカルマです。
そして、ひとつひとつは小さくても集積すれば大きなカルマになってしまいます。
今の世界の経済を見てみると、通貨の価値が先進国とその他の国で大きく違っていて、貿易は極めて不均衡な状況になってしまっています。
下手をすると発展途上国の1か月の生活費が、先進国ではコーヒー1杯の金額になったりしています。
逆に言うと、コーヒー豆を生産する過酷な労働を、無茶苦茶な低賃金で発展途上国に肩代わりさせることで、先進国の人々はいつでもどこでもコーヒーを飲める利便性を享受しているということになります。
そういったことを、いろいろな分野でずっと続けてきたことによって、先進国は今、大きな経済のカルマを背負っています。
この大きくなりすぎた経済のカルマは、早く清算しないと、破壊的な状況を引き起こす力にもなってしまいます。
そして、RV/GCRはそのカルマを清算するためにも働きます。
私たち先進国に住む人間には、発達したインフラによって高度な情報を得て、さらにそれを精神的な力として、より多く活用できるという特権があります。
その意味では、少しでも自分たちの精神力を使うことによって、RV/GCRを実現を後押しできるようにしたいものですね。