希野正幸のインフォブログ

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NESARAについて 2018年8月22日現在

 ここで、RV/GCRやQの投稿でもよく出てくる、NESARAについてざっとおさらいしたいと思います。

 

 NESARAは"National Economic Security and Reformation Act"(国家経済安全保障改革法)、または"National Economic Stabilization and Reformation Act" (国民経済安定化改革法)の略と言われます。(なぜ2種類あるのかは後述します)

 

 また、NESARAは頭に「National」とついているようにアメリカ国内の法律という位置づけで、世界規模で考える時は最初の部分が「Global」に置き換わってGESARAとなります。

 

 NESARA法は2000年3月にアメリカの秘密議会で承認され、同年10月ビル・クリントン大統領が署名後、合衆国最高裁判所により報道禁止命令(かん口令)が敷かれたということになっています。

 

 そしてその後、アメリカで2001年9月11日に施行される予定だったにもかかわらず、それを阻止する目的で9.11同時多発テロ事件が起こされた結果、施行されることなく現在まで至った、とされています。

 

 NESARA法は具体的には以下のようなことを実現しようとするものです。

連邦準備制度(FRB)を財務省が吸収・国営化し、 為替相場の変動を抑える金本位制を採用する。
② IRS(米国国税庁)を解体して所得税(や資本利得税、遺産・贈与税)を廃止し、政府の歳入は、新設するNational Tax Serviceが定率の売上税(日本では消費税に相当して、税率は全州一律で14%程度)から得る(新品商品に限定され、中古品や生活必需品には適用されない)。
憲法に準拠した法を回復する。
④ 銀行の不正による救済策として、クレジット・カードやローンの負債を免除する。
⑤ 現在の大統領と副大統領の辞任を必要とし、憲法に則った(NESARAの)大統領及び副大統領が替わりとして時期選挙まで任命される。
⑥ 任命された大統領は「平和」を宣言し、アメリカの攻撃的な軍事政策を終結させる。

http://www.keimizumori.com/articles/nesara2008.html

「Kei Mizumori's Official Web Site:NESARAの謎(要約版)」より引用

 

 ①②は経済に関することなので、RV/GCRに密接に関連しています。

 ③~⑥はどちらかというと政治的な内容ですが、RV/GCRを実施するために必要な、もしくは、RV/GCRが引き金になって旧来の体制を改革する内容とも考えることができます。そのため、RV/GCRとNESARA/GESARAは不離一体の考え方として、文脈の中でセットで語られることが多くなっています。(以前、Qが投稿で2018年11月の大統領選挙に触れていましたが、これは⑤に関係しています)

 

 また、前述したように2つのNESARAが存在します。非常に紛らわしいですが、その2つというのは、シャイニ・グッドウィンが主張している"National Economic Security and Reformation Act"(国家経済安全保障改革法)と、ハーベイ・バーナードの"National Economic Stabilization and Reformation Act" (国民経済安定化改革法)の略ということになっています。

 

 グッドウィン版とバーナード版の違いですが、グッドウィン版は国家経済安全保障改革法と冠せられているように、国家の安全保障に関する条項まで内容に含んでいることに対して、バーナード版は経済的な提言のみにとどまっていることです。 (したがってバーナード版は④~⑥の内容が含まれていない、中途半端な内容となっています)

 しかし、バーナードは自分の案の方が元祖であり、グッドウィンは自分の案を模倣して余計な情報を付け加えた、まがい物であるかのような主張を行いました。
 バーナードは博士号を持っている学校教師で、社会的地位がある一方、グッドウィンはトレーラーハウスを住居にしている失業者に近い存在だったこともあり、立場的に不利なことは否めませんでした。


 さらにその後、グッドウィンがNESARAを利用した霊感商法まがいの投資詐欺を自身のWEBサイトを通じて行ったとして訴えられたことで、彼女の信用は地に落ちてしまいました。(ちなみに、グッドウィンのWEBサイトは現在でも存在していますが、バーナードはすでに故人となっていることもあるためか、WEBサイトは現在はありません)


 ムーブメントとしてのNESARA運動は、911陰謀説やイラク開戦に反対する平和運動等の盛り上がりと連動して、世界各地で施行を求めてデモが行われるなど活発になりましたが、主唱者のグッドウィン自身の信用低下問題や、バーナードが元祖を名乗り出たこともあってか、現在では下火になっています。

 一般的にはアメリカで実施されたNESARA法を手本にして、世界的に拡大することで、GESARAとして地球全体に広がっていくということになっていますが、スピリチュアル的解釈では逆で、もともとシリウスの法律を参考にしたGESARAがアイディアとして同盟によってアメリカにもたらされ、それを自国にあった形で実行できるようにアメリカ議会の同盟側メンバーによってNESARAとして作成したという順番のようです。

 グッドウィンもNESARAの内容は自分が考えたことではなく、インスピレーションによって与えられたと言っているようです。 バーナードは「自分はNESARAの骨格となる経済理論をすでに1990年代に考案していて、その証拠もある」と主張していたようですが、これはNESARAの信用を貶めるための、カバールお得意の歴史ねつ造工作によるものの可能性が大です。

 以上がNESARAの内容と現在までの経緯です。

 

 

 そして個人的には、NESARAの経済施策にはもう少し具体的に、内容を付け加えたほうがいいのではないかと思っています。それは、

・金銭貸借はすべて政府の管理下におき、利息の代わりに金融取引税を徴収する。

・民間の業者がお金を貸す場合に、利息を取ることを禁止するかわりに、取引税の一部を手数料の形で貸出者に還元する。(このことで複利計算ができないように禁止できる)

・貸し倒れ対策は、やはりプールされた取引税の中から全額を補償する保険制度を導入し貸出者が不利にならないようにする。

・債券や金融証券の再譲渡を禁止して間接金融市場を廃絶する。直接金融については当事者間の取引のみ政府の管理下で行うことを許可し、債券取引税を課す。(金融取引税と同じ手数料制度と保険制度を導入する)

・商品先物や為替市場のような金融取引市場を廃止し、権利や通貨のような架空の価値を商品として扱うことを法律で禁止する。

 これらは決して実行不能な空想ではありません。現在の金融取引も政府によって厳格に規制されていて、個人が勝手に行うと出資法違反で刑事罰が科せられることになっているので、その仕組みをそのまま使って違うことを行えばいいだけだからです。(もちろんその仕組みが現在はカバールの手にあるので、非常に困難ですが・・・)

 

 こういったあたらしい概念をもとにした金融の仕組みについては、すでにいろいろな経済学者が実現可能なアイディアを提唱していることに加え、、マイクロファイナンスのような新しい概念に基づいたグラミン銀行の成功例もあり、運用可能な条件は十分に整ってると考えられます。

 もちろんジンバブエの金が放出されて量子金融システムが導入されれば、こういう細かいことを言わなくてもいい世界が実現するかもしれませんが、いまは未知数です。

 

 である以上、微力でも私たちができそうなことがあれば、どんどん頭をひねって考えるべきです。そして、みんなで声を出していきましょう。(それが前向きな考えであれば、仮に声を出せなくても、心の中で想像するだけでも効果があるはずです)

 

 NESARAの実現については、私たちの意識をどこに向けるかということが、成功のカギになってくるのではないでしょうか。